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<米大統領選>マケイン氏「本命」に ジュリアーニ氏撤退で
1月31日0時22分配信 毎日新聞
【マイアミ(米フロリダ州)及川正也】米大統領選の共和党指名候補争いは、29日のフロリダ州予備選で勝利したマケイン上院議員(71)が一気に「本命」に躍り出た。有力候補だったルドルフ・ジュリアーニ前ニューヨーク市長(63)が選挙戦から撤退し、支持に回る意向を示したことでマケイン氏は、2月5日の予備選集中日の「スーパーチューズデー」で優位に立つのは確実だ。
米メディアがジュリアーニ氏の撤退を速報する中で勝利宣言したマケイン氏は、「ルディ、ありがとう」と2度繰り返し、ジュリアーニ氏に感謝の意を表明した。
共和党の指名争いは、中絶などの社会問題に寛容な姿勢を示すジュリアーニ氏やマケイン氏の穏健派と、保守派を支持層とするミット・ロムニー前マサチューセッツ州知事(60)、マイク・ハッカビー前アーカンソー州知事(52)の両陣営が競い合っている。ジュリアーニ氏によるマケイン氏支持は、「穏健派を一本化する効果がある」と専門家は指摘する。
一方、共和党の指名争いが、混戦から一転し、穏健派のマケイン氏の「1強」へと構図が変わったことに、ヒラリー・クリントン上院議員(60)やバラク・オバマ上院議員(46)を抱える民主党内では警戒感も広がり始めた。
最新のウォールストリート・ジャーナル紙などの世論調査では、マケイン氏とクリントン氏が対決した場合、46%対44%でマケイン氏が優勢。マケイン氏とオバマ氏では42%の同率で、いずれも接戦が予想されている。
移民問題などマケイン氏の中道的な政策は民主党保守派にも支持がある。徹底した「反共和党」の姿勢を貫くクリントン氏では党内保守派が、オバマ氏の場合は白人男性や共通の支持基盤の無党派がマケイン氏になびく可能性もある。
【特集・米大統領選】 日々の動きや経緯をまとめて掲載
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最終更新:1月31日10時38分