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【ゲンダイ】“地銀、信金が画策”サブプライム商品の物々交換
3月期決算を前に地方の金融機関がザワザワしてきた。サブプライムローン関連の証
券化商品を抱えているのは大手銀行、証券だけではない。先日は信金中央金庫が58億円
の損失を計上していたが、地方の信金や銀行も数十億円単位で保有しているとみられて
いる。これが原因で決算ができない金融機関が出てくる危険性があるのだ。
そのため、一部では“禁じ手断行”のウワサも出始めている。
「証券化商品の物々交換です。マトモに時価評価すると引当金が不足する債券を、ほど
よい金額でほかの金融機関に売り、買ったところも自分が保有していた債券を適当な価
格で売るわけです。バブル崩壊後に問題になった“飛ばし”と同じ。1対1の相対でやる
とバレバレですが、複数の金融機関がグルになって売買すれば、飛ばしの実態が分かり
にくくなる。サブプライム絡みの商品はクズ債券になっていて、今はほとんど売買され
ていません。時価があるようでないのです。それをいいことにナアナアで売買し、決算
可能な水準で損失を確定させようというわけです」(証券アナリスト)
福田首相は、「日本の金融機関への影響は限定的」と胸を張っていたが、とんでもな
い。危ない橋を渡らなければならないところもあるくらい事態は深刻なのだ。
【2008年1月28日掲載記事】
http://news.www.infoseek.co.jp/gendainet/society/story/31gendainet02035478/