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福田内閣はやはり国民から総スカンだった。
昨年10月4日から毎週木曜日に発行している福田内閣のメルマガ。登録読者は154万人
と、小泉内閣ピーク時の227万人(02年1月)を大きく下回るが、読者から寄せられる感
想は日増しにヒートアップ。官僚ベッタリの福田政権の無策を批判する声が殺到してい
るのだ。
たとえば、福田が年金記録の確認作業を視察したことについては、「今頃現場を見に
行って何になるのか。パフォーマンスなら必要ない」「やって当たり前」「専門家に現
状認識させ、再発防止システムを国民に示せ」とバッサリ。
株価下落に対する政府の対応については、「このタイミングで経済情勢について言及
しないのは、トップとしての感覚の乏しさを感じる」「総理の舵取りがうまくいってな
いから世界から見放されつつある」……国民はよく見ている。
「内容にメリハリがなく官僚答弁を聞いているような感じ」「内閣としてこれぞといっ
た政策がないのか」「日本の将来は大丈夫か?とお聞きしたい」など、首相の資質なし
――とダメを出す声のオンパレードだ。
「意見は原文のままです。寄せられた中から、福田政権を評価する、しないにざっと分
け、縮図になるよう、481件のうち100件を選んで載せています」(内閣官房内閣広報室
)
文字通り福田が「ノー」を突きつけられているというワケだ。
「福田首相ももちろん読者の意見には目を通しています」(同)というが、それでも何
もしないから、タチが悪い。
まさに「KY」だ。
【2008年1月25日掲載記事】
http://news.www.infoseek.co.jp/gendainet/society/story/28gendainet02035446/