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日航機123便事故の真実を、覆い隠す者たちへお願いだ。一日も早い癒しをお願いする。
それは 事実を明らかにすることこそ、真の意味での癒しになるということです。
犯罪被害者の遺族を見ると、そのことがはっきりするでしょう。遺族たちは、異口同音に、「自分の家族がなぜ被害にあったのかを知りたい」として、事実を徹底的に追求しようとします。 「心の研究室」より引用
私は上記のような事例(さらに最悪のケース含む)の多くを熟考発展させ、人間全てに生じる最終的な救いと癒しには『事実』は欠かせないと考えています。
以下は 小山順著「犯人よ、話してくれてありがとう」より
長男を殺害されたある女性の体験です。
この女性は、長男を殺害した犯人を、その正体が不明なまま、それまで23年間も――事件が時効を過ぎた後も――憎み続けてきました。言うまでもなく、これは正当なうらみです。
ところが、別の罪で服役している、その真犯人が、罪の意識に駆られたためか、時効後しばらくして名乗り出たのです。
この女性は、既に法的な罪を問えなくなっている殺害犯に、殺害の状況を聞くため刑務所で面会します。その時、この女性は、正直に話してくれたことで、何とその殺害犯に向かって、「打ち明けてくれてありがとう」と、心底から素直にお礼を言っているのです。女性の娘(殺害された男性の妹)も、同じような心境になったそうです。
薬物による妄想から、自分が覚醒剤中毒であることを察知されたのではないかと思い込んだ犯人が、何の罪もない、通りすがりの息子を残忍な方法で殺したにもかかわらず、この女性は、その犯人に感謝したばかりか、面会終了まぎわには、「寒くなりますから、お体に気をつけてくださいね」などと、いたわりの言葉までかけています。常識では考えられない、信じられないような心の動きです。でも本当の話なんです。
この女性は真実を知ることによって、やっと心の癒しを受けたのです。真実のみが彼女の心境の変化をもたらしました。
日航機123便の遺族達にカケているモノ。それは真実の欠如以外にないと思います。なぜ墜落に至ったかに対する疑問の多さは、いつまでも、いついつまでも、遺族を苦しめ続ける事になるでしょう。
http://www.goennet.ne.jp/~hohri/n-index.htm
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