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【メディア】「夕刊フジ」が休刊へ?赤字転落で日刊ゲンダイとの「合併」構想浮上するも却下、リストラで苦境打破狙う
1 :ぽこたん( ・∀・ )φ ★:2007/08/29(水) 20:03:38 ID:???0
「夕刊フジ」が赤字転落リストラで苦境打破へ
中心購読者層である団塊世代の大量リタイアが始まり、部数減が続いていている夕刊紙の中で、
フジサンケイグループの夕刊フジが、ついに赤字に転落。休刊を視野に入れた大なたを振るう、との観測が流れている。
オウム真理教事件が世を騒がせた十数年前はスクープを連発し、40万部前後(公称150万部)の
販売部数を誇った同紙も、団塊世代の退職に加え、若年層をフリーペーパーやフリーマガジンに奪われ元気がない。
「駅売店で120円を出して夕刊紙を買うのはダサい中高年」などと揶揄されている。
最近では、JR東日本などで駅ホームのキヨスク廃止が加速し、販売窓口の激減が追い打ちをかける。
直近の部数が実売10万部台に落ち込み危機的な状況となった。
「読者構造、販売チャンネルの変化についていけない現状では、読者を維持することが難しい」と、
産経新聞経営陣のもとでさまざまな改革案が検討された。まず、若者向けに内容を刷新する案が出たが、
フリーペーパーに馴れた若者を捉える有料の夕刊紙を作るのは容易ではなく、既存読者の離反を招きかねない。
競合紙である日刊ゲンダイを買収して、唯一最大の夕刊紙になる構想も浮上したが「先細りの夕刊紙が
一緒になっても、結局は元の木阿弥」と却下されたという。「ゆくゆくは休刊する」(産経幹部)方向で
検討を続ける模様だが、当面は編集幹部のクビの挿げ替え、大なたとは程遠い経費削減策で乗り切ることになった。
抜本改革が見送られた背景には、夕刊フジ(会社組織は産経の夕刊フジ編集)が産経に上納(年間約20億円)
するシステムをストップすれば、夕刊フジ単体の黒字を維持できる内部事情がある。産経の前年度の経常利益は、
前期比35%減の30億円。新聞業界不況のご多分に漏れず、産経も販売部数と広告収入の減少という
ダブルパンチを受けている。産経本体が赤字転落しないように、夕刊フジにはリストラで苦境打破を期待することになった。
http://facta.co.jp/article/200709041.html