Sent: Saturday, March 10, 2007 9:35 PM
[nmw] ブッシュはもう死んでいる：チャベス ブッシュの中米歴訪の対抗遊説で言いたい放題のチャベスだが、「西側」マス
コミがブッシュよりもチャベスをフィーチャーすることを計算してのリップサー
ビスだ。日本では軍事力がないと外交が出来ないと思っている先生が大部分だが、
チャベスを見ていると外交はタイミングと頭だということがよく分かる。
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チャベス大統領：アルゼンチンで反ブッシュ集会
【メキシコ市・庭田学】ベネズエラのチャベス大統領は９日夜、アルゼンチン
の首都ブエノスアイレスで開かれたブッシュ米大統領のラテンアメリカ歴訪に反
対する集会に出席し、同地域での影響力行使を図る同大統領を「政治の屍（しか
ばね）」と呼んでけん制した。ＡＰ通信などが伝えた。
サッカー競技場に集まった約４万人を前にチャベス大統領は「米大統領は政治
の屍であり、歴訪を妨害する必要はない」とブッシュ大統領に影響力はないと強
調。昨年９月の国連総会では同大統領を「硫黄のにおいがする悪魔」と呼んだが、
この日は「もう硫黄のにおいさえしない。政治家の死臭を放っている。間もなく
宇宙のちりとなって消え去る」と語った。
ブッシュ大統領はラテンアメリカの若者の英語学習支援などに今後３年間で７
５００万ドルを計上する方針を示したが、チャベス大統領はこの方針を「お情け
程度の金をもらうために列に並べと言っている」と非難。米国とブラジルが首脳
会談で普及推進で合意したバイオ燃料についても、「車１台をエタノールで満タ
ンにするには７人分の穀類が必要だ」と指摘し、トウモロコシからエタノールを
製造する米国の手法を批判した。
ブッシュ大統領は９日夜、２番目の訪問地であるウルグアイのモンテビデオに
到着。モンテビデオはラプラタ川をはさんでブエノスアイレスの対岸にある。チ
ャベス大統領は「川の向こうにいる北の紳士にあいさつしよう」と呼びかけ、
「グリンゴ（米国人に対するべっ称）、ゴーホーム」と叫んだ。
チャベス大統領は１０日、友好国のボリビアに向かう。ブッシュ大統領は同日、
ウルグアイの中道左派、バスケス大統領と首脳会談を行い、１１日にはコロンビ
アへ向かう。南米を舞台にしたブッシュ、チャベス両大統領の外交合戦が続く。
毎日新聞 2007年3月10日 18時37分
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