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http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2008013001000718.html
【国際】
アボリジニに公式謝罪へ 豪政府、過去の隔離策
2008年1月30日 19時21分
【シドニー30日共同】オーストラリアのマックリン先住民問題相は30日、白人社会に同化させるため、先住民アボリジニの子供たちを親元から引き離して施設などに収容した過去の隔離政策が過ちだったとして、政府が近く謝罪すると発表した。
隔離政策は1910−70年ごろまで半世紀以上続いたが、政府がこの問題で公式謝罪するのは初めて。昨年12月に発足した労働党政権下で最初の議会が開かれる来月13日にラッド首相が発表する。
政策によって約10万人ともされるアボリジニの子供たちが強制的に白人家庭や収容所などへ送られた。こうした子供たちは「ストールン・ジェネレーション(盗まれた世代)」と呼ばれ、社会習慣を奪われた上、親が分からない人もおり、先住民迫害の代表例として社会問題となってきた。
先住民問題相は声明で「謝罪は過去から踏み出すために必要な第一歩だ」として、アボリジニの生活向上に取り組みたいと述べた。