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「政治家より企業家が空港の貴賓室を使用すべき」
2008年01月04日11時02分
李明博(イ・ミョンバク)次期大統領は3日、「これからは、政治家よりも雇用を生み出す企業家の方が、空港のVIPルームを使うことができるようになるだろう」と語った。
李次期大統領はこの日、ソウル汝矣島にある中小企業会館で開かれた中小企業家らの懇談会に参加し、「雇用を創出する企業家が尊敬される社会をつくりたいと思っている」と語った。李次期大統領は「わたしが空港で感じることだが、VIPルームは政治家しか使うことができない。海外への輸出で雇用を生み出している方々が海外に行くときには使えない。規定上、企業家は使うことができないようになっているようだ」と語った。
李次期大統領は、続けて「そのため、『わたしも今日から使わない』と決め、選挙で地方を回る間、VIPルームを使わなかった。これからは、そんな差別的な待遇も解消するだろう。政治家より、雇用を生み出す企業家がまずVIPルームを使えるというのが、きちんとした世の中ではないか」と語った。
李次期大統領はまた、「韓国社会に、反企業的で反市場的な側面があるのも事実。しかし新しい時代には、本当に親企業的な政策を進めていく準備ができている」と話した。
現在、仁川空港VIPルームの使用範囲は建設交通部の規定で定められているが、前・現職大統領、国会議長、大法院長(日本の最高裁判所長官に当たる)、憲法裁判所長、首相のほか、国会の院内交渉団体を持つ政党代表などに限られている。しかし空港公社の内部規定では、長官級以上の公職者、国会議員、経済5団体の長もVIPルームを利用することができるようになっている。一方金浦空港の場合、費用さえ支払えば誰でもVIPルームを使うことができる。またVIPルームの利用客に対しては、空港の儀典要員が出入国手続きを代行する。
権大烈(クォン・デヨル)記者
朝鮮日報 / 提供元一覧
http://news.livedoor.com/article/detail/3451596/