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ニートが1200万人を突破、社会不安の要因になるとの指摘も―中国
12月26日13時33分配信 Record China
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2007年12月、報告書「中国青年人口発展状況研究報告」が発表され、2005年時点で16歳から35歳の3.62%、1216万人がいわゆるニート(NEET)になっていることが明らかとなった。写真は南京市で開催された就職説明会。
2007年12月、中国青少年研究センター、中国人民大学人口発展研究センターは共同で報告書「中国青年人口発展状況研究報告」を発表した。同報告書によれば、2005年時点で16歳から35歳の3.62%、1216万人がいわゆるニート(NEET)になっているという。新華社が伝えた。
同報告書によるとニートは3つの類型に分けることが出来るという。第一に「鉄飯碗(鉄のお茶碗、食いっぱぐれないことを意味する)」の終身雇用時代が終わり、中国では転職が一般的になっているが、就職情報の不足もあって離職した後、一定期間無職となっている者。第二に海外留学や大学院受験の準備をしている者。そして最後に労働意欲がなかったり、好条件を求めて就業を拒否している者となる(日本で3番目のカテゴリーだけをニートと呼ぶことが多い)。【 その他の写真 】
離職率が高い中国では企業が社員を教育する意識が弱いと言われており、青年期にキャリアを積めなければ将来の就職はますます厳しくなる一方。1000万人を超えるニートは今後社会不安の要因になる可能性も指摘されている。(翻訳・編集/KT)
最終更新:12月26日13時33分