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http://www.technobahn.com/cgi-bin/news/read2?f=200712222045&photo=zoom
【Technobahn 2007/12/22 20:45】中国は21日、上海の工場で中国初の国産旅客機となる「ARJ-21(Advance Regional Jetliner for the 21st Century)」の1号機の完成披露会を開催して、待望の国産旅客機を国の内外に公開した。
ARJ-21は中国国内の大手重工メーカー6社によって設立された企業連合体「中航商用飛機有限公司(AICI: Aviation Industries of China I)」によって開発が進められてきたリージョナル(地域)向けの小型ジェット旅客機。
座席数は70〜90席と、ボーイング社のB737やエアバス社のA318よりも更に一回り小さいのが特徴で、現在、カナダのボンバルディアによる寡占状態が続いている小型のリージョナルジェット機市場への参入を見込む。
AICIでは既に、中国大陸系の航空会社から70機以上の受注を受けており、高い伸び率で成長を続ける国内航空需要を起爆剤として、今後は国外にも積極的な売り込みをかけていく。
今回、公開されたARJ-21の1号機は機体の最終調整作業が行われた後、来年の3月にも初飛行テストが実施される予定。顧客への機体の引渡しは2009年頃になる見通しだ。