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シャリフ氏、２５日帰国 パキスタン政府も容認
【イスラマバード２４日共同】パキスタンの野党パキスタン・イスラム教徒連盟シャリフ派は２４日、サウジアラビアに国外追放されている同党総裁のシャリフ元首相が２５日、地元の東部ラホールに帰国すると明らかにした。ムシャラフ大統領の側近、アハマド前鉄道相は共同通信に対し、政府は帰国を容認すると述べた。
シャリフ氏は１９９９年のムシャラフ氏によるクーデターで国外追放され、今年９月の帰国直後に逮捕、再び追放された。サウジは多額の経済援助を実施するなどパキスタンに強い影響力を誇っており、地元報道によると、対米協調を打ち出すブット元首相の帰国に不満を持ち、イスラム保守派と良好な関係を維持するシャリフ氏の帰国を強く後押ししたという。
シャリフ氏は一貫してムシャラフ政権に反対の立場を取り続けており、非常事態を宣言して憲法を停止した強硬措置が国内外から批判を浴びるムシャラフ氏にとって、新たな打撃となりそうだ。
2007/11/24 19:34 【共同通信】
http://www.47news.jp/CN/200711/CN2007112401000525.html
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