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労働党、圧勝の見通し 11年ぶり政権奪回へ 豪総選挙
2007年11月24日19時14分
オーストラリアの総選挙は24日投開票された。同国選挙管理委員会の午後9時(日本時間同7時)すぎ現在の集計によると、下院(定数150)で、すでに確定した112議席のうち、ケビン・ラッド党首(50)が率いる野党労働党が68議席を獲得する一方、ジョン・ハワード首相(68)が率いる自由党と国民党の保守連合は42議席と振るわず、公共放送ABCなど各テレビ局は、労働党が過半数を獲得して圧勝する見通しを伝えている。労働党が11年ぶりに政権を奪還することが濃厚となった。
ハワード首相は小泉元首相、ブレア前英首相らとともに、「テロとの戦い」を主導してきた米ブッシュ大統領の「最後の盟友」だった。シドニー近郊の自身の地元選挙区でも苦戦が伝えられ、現職首相が落選すれば1929年以来となる。
若さを前面に出して「豪州に新たなリーダーを」と訴えたラッド党首は、1500人規模を派遣するイラクからの段階的撤兵や京都議定書の批准を公約としており、ブッシュ政権から距離を置くことになるとみられる。国際社会での米国の政策にも影響を及ぼすのは必至だ。