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ブット氏暗殺未遂、内相が海外からの捜査支援を拒否
http://cnn.co.jp/world/CNN200710230011.html
2007.10.23
Web posted at: 15:08 JST
- CNN/AP
イスラマバード──野党・パキスタン人民党(PPP)議会派の総裁で、約8年ぶりに帰国したブット元首相(54)が南部カラチで自爆テロ攻撃を受けた事件で、シェルパオ内相は22日、米国や英国の専門家による捜査支援を受け入れない姿勢を表明した。
事件では136人が死亡し、200人以上が負傷した。難を逃れたブット氏は21日、事件捜査で海外の専門家に支援を求める考えを表明。しかしシェルパオ内相は「われわれは非常に客観的に捜査を進めている」と述べ、外国人を捜査に受け入れる意向を否定した。
ブット氏は22日、事件当時に街路照明が点灯していなかった点に不審感を表明。また、警察の主席捜査官が1999年、汚職容疑で拘束された夫の拷問に関与した人物だとして、第三者による捜査を求めていく考えを示した。ブット氏はまた、武装勢力に対して攻撃を中止し、意見の違いを対話によって解決するよう呼びかけた。
ムシャラフ大統領は事件の徹底捜査を約束し、警察当局は事件に関与した疑いの3人を取り調べているが、捜査の進展があったかは明らかにされていない。
事件に政府が関与している可能性を指摘したブット氏の発言を受け、与党パキスタン・イスラム教徒連盟(PML)のフサイン総裁は民放ジオテレビに対し、ブット氏の夫が支持者の同情を引こうとして事件を画策した可能性があるとコメントした。