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国際世論はヒラリーでなくゴアに期待
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この時期にノーベル平和賞受賞の意味
地球温暖化問題への取り組みが評価されノーベル平和賞の受賞が決定したゴア前副大統領(59)。で、やっぱりというか、来年の大統領選出馬への期待が内外で高まってきた。さっそく米国内ではゴアに出馬を求める「ドラフト・ゴア(ゴアを担ぎ出そう)」という“勝手連”がニューヨーク・タイムズ紙に広告を掲載。動きが広がっている。
ゴア自身は「出馬する意思も計画もない」と否定するが、「アメリカ国内では“ゴア待望論”が根強いし、また、国外でもヨーロッパを中心とする国際世論がゴア大統領を望んでいる」と言うのは国際ジャーナリストの角間隆氏。
「ノーベル平和賞の選考は政治的な背景が大きい。国連やヨーロッパ諸国は“戦争屋”ブッシュに愛想を尽かしていて、ゴアの受賞にはイラク戦争やアフガン戦争で疲弊しきった国際世論の動向が見て取れます」
ゴアは2000年の大統領選では得票数ではブッシュを上回るも、アメリカ特有の「選挙人制度」によって惜敗。その後「再選は現職が圧倒的有利」ということで、再挑戦をあきらめて政界を引退。アップルコンピュータの取締役やケーブルテレビの社長、「グーグル」のアドバイザーなどをしながら、ライフワークの地球温暖化問題に没頭。ドキュメンタリー映画「不都合な真実」が世界中で大ヒットした。
「民主党は現段階の世論調査ではヒラリー議員がオバマ議員を大きく引き離して優勢ですが、ヒラリーは有色人種に人気がなく、口で言うことと腹の中身が違うことが見透かされている。今、ゴアがノーベル賞を引っさげて出馬表明すれば一気にヒラリーを逆転し、次期大統領の座に就くことになるでしょう」(角間氏)
かなりの出遅れになるが、ゴアが出馬するかどうかは民主党内の世論次第。ゴアのノーベル賞受賞を一番脅威に感じているのはヒラリーなのである。