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【聯合ニュース】日本の福田首相に続いてオーストラリアでも親中派首相誕生へ。米日豪の対中国結束は弱体化 [09/24]
1 :犇@犇φ ★:2007/09/24(月) 19:35:20 ID:???
■「日豪に親中派総理出るか」 … 中国が期待感
日本に親中国系の福田首相が登場するのに続き、オーストラリアにも中国語を駆使する
親中派の首相が出現する見込みで、中国の期待感が大きくなっている。
中国では、両国での親中派総理登場が米国-日本-オーストラリア三角同盟の軸を崩す
可能性があるという気の早い推測まで出ている、と香港メディアが24日伝えた。
首相就任を控えた福田自民党総裁は、1977年の中日平和友好条約を主導した父・福田
赳夫元首相を引き継いで東アジア共同体実現を強調するなど中国との友好関係設定に
積極的な人物だ。
中国の軍事支出不透明性を批判したり日本自衛隊の海外派兵を強調するなど、父親と
若干違う側面もあるものの、基本的に父親の政治理念を受け継いでいるとの評価を受け
ている。
歴史問題についても前任者の安倍晋三首相に比べて相当に柔軟だ。過去の小泉・安倍
首相時代とは確実に異なる中国観を持つ福田首相は、中国人留学生を30万人から60万
人へ増やそうと主張するなど、中日間の民間交流を強調している。
香港系であるジョン・リム(林泉忠)琉球大学教授は、「中日関係の改善は安倍時代から
始まったが、これは安倍首相の成果というより中国側が譲歩した面が大きい。何回も中
国を訪問してケ小平との友情を築いた父・福田元首相のように、次期首相も対中関係の
改善に力をつくすだろう」と語った。
これと共に、今年末に総選挙を控えているオーストラリアでは大衆政策を優先視している
親中派政治家のケビン・ラッド(Kevin Rudd)労動党代表が最有力の次期首相として浮上
している。
ラッド代表は、「中国はオーストラリアの国益にとって、周辺地帯から中心位置に進むこと
になるだろう」として、中国の経済に積極参加し、アメリカとは協力するが不必要に中国
脅威論を申し立てることを避けなければならない、という戦略を提示したことがある。
2003年にオーストラリアを訪問した中国の胡錦涛国家主席がオーストラリア議会で演説
した際には議員中で唯一通訳イヤホンを使わなかったラッド代表は、今月初めのアジア
太平洋経済協力機構(APEC)会議に参加した際に胡主席を流暢な中国語で魅了して話
題を呼んだ。
ラッド代表は当時、北京で過ごした自分の外交官時代や急成長している中国に対する
自分の愛、中国人青年と結婚した自分の娘、上海の復旦大で学んだ息子の話などを、
通訳なしに普通話(訳注:中国の標準語のこと)で胡主席に説明した。
ラッド代表は、「労動党が次の総選挙で勝利したら、中国は私の故郷であるブリスベー
ンの動物園にもパンダのつがいをプレゼントしてくれねば」と胡主席に念押ししたりした。
特にラッド代表は、イギリス女王をオーストラリアの元首にしている憲法の任期中の改
訂を推進している。ラッド代表は現在世論支持も67%で、ジョン・ハワード首相を大きく
リードしている。
これらの親中派首相が登場するからといって既存の米国-日本-オーストラリアの安保
同盟が直ちに廃棄されるわけではないが、中国を狙った同盟結束のレベルはいっそう
緩んでゆくだろう、というのが外交消息筋の見込みだ。
▽ソース:聯合ニュース(韓国語)(2007/09/24 11:35)
http://www.yonhapnews.co.kr/bulletin/2007/09/24/0200000000AKR20070924015900074.HTML
http://news.chosun.com/site/data/html_dir/2007/09/24/2007092400189.html