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http://www.afpbb.com/article/politics/2288064/2176020
【9月24日 AFP】ミャンマー最大の都市ヤンゴン(Yangon)で23日、軍事政権に抗議する僧侶らが主導するデモが数万人に膨れあがり、1988年の民主化要求デモ以来、最大規模となった。
約1万5千人の僧侶に率いられた市民は、国内で最も重要とされるシュエダゴン・パゴダ(Shwedagon Pagoda)を出発し、自宅軟禁されている民主化運動指導者アウンサンスーチー(Aung San Suu Kyi)さんが書記長を務める国民民主連盟(National League for Democracy、NLD) の党事務所などの前を通過した。僧侶らが祈とうをささげながら通り過ぎると、NLD党員らが姿を現わし、僧侶らに拝礼してデモに加わった。45分もすると、デモは3万人を超える大規模なものとなった。
沿道にはデモを見守ろうと多くの群衆が詰めかけ、大半は目に涙をためていた。デモ隊に加わった市民の多くは、僧侶らの衣の色と同じえんじ色の布を、自分たちの上着に留めて連帯を表した。
僧侶の1人は「われわれは国民のために行進している」と群衆に呼び掛け、政治的スローガンを叫ぶことはせず、平和と慈悲のための祈りを唱えるよう訴えた。
同国の有名俳優2人も同日早くにシュエダゴン・パゴダに駆けつけ、1週間近くにわたって連日デモを行っている僧侶らに食料や飲料を差し入れしたという。
デモ参加者の一部、数千人は続けて、1988年の民主化運動の最前線だったヤンゴン大学とスーチーさんの自宅へ向かったが、自宅までの道路は機動隊により封鎖され、接近を阻止された。(c)AFP