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(回答先: ロ豪、原子力協定締結 プーチン大統領が初訪問【中日新聞】 投稿者 そのまんま西 日時 2007 年 9 月 08 日 08:24:15)
ロシアにウラン輸出へ 豪、平和利用協定を締結【東京新聞】
2007年9月7日 夕刊
【シドニー=稲熊均】アジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議出席のため、シドニー訪問中のプーチン・ロシア大統領は七日、オーストラリアのハワード首相と会談し、同国産天然ウランのロシアへの輸出を可能にする原子力平和利用協定に調印した。
ウラン埋蔵量で世界一のオーストラリアと、ウラン濃縮で世界最大級の処理能力を持つロシアが協力を推進することで、国際的な原子力分野における両国の影響力が拡大することになった。
協定によると、ロシアに輸出されるウランは同国内の原子力発電所用に限られる。会談後の会見でハワード首相は、ロシアへのウラン輸出は、核問題を抱えるイランなどへ転売されないことが条件と指摘。プーチン大統領も「(豪州産ウランが)軍事用に利用されることはない」と強調した。
オーストラリアは、ウランの輸出先を核拡散防止条約(NPT)加盟国に限定する政策を取ってきた。
しかし、ウラン価格が高騰するなか、巨大な埋蔵量の割に生産が抑えられている現状を見直すため、政策を転換。最近になり、NPT未加盟のインドに対して条件付きで輸出を決定したばかりだった。
核保有国で唯一、国際原子力機関(IAEA)の核査察を拒否してきたロシアは今年五月、民生用ウラン濃縮施設への査察を受け入れる方針を決定したことから、オーストラリアは今回の輸出容認に踏み切った。
http://www.tokyo-np.co.jp/article/world/news/CK2007090702047165.html