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http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20070904i112.htm
【リオデジャネイロ＝中島慎一郎】ベネズエラのウゴ・チャベス大統領（５３）は２日、自らホストを務めるテレビ・ラジオ番組で、大統領の再選規定が国民投票で撤廃された場合、「２１世紀の社会主義」と称する独自の社会主義改革の実現のため、２０２７年まで大統領の職務を続ける意向を明らかにした。
野党陣営は、チャベス大統領がキューバのカストロ国家評議会議長のような「終身指導者」となることを警戒しており、さらなる反発を招くのは必至だ。
チャベス大統領は「（社会主義改革の）完成にはさらに時間が必要。まだ、緒についたばかりだ。２０２０年か２０２７年までかかる。もしそれまで生きていれば、もう老人だ」と語った。
チャベス大統領は今年８月、大統領の再選規定撤廃などを盛り込んだ改憲案を国会に提出。数か月以内に国会で承認される見通しで、年末にも行われる国民投票でその是非を問うことになる。
（2007年9月4日20時8分 読売新聞）
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