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「人生3回分」の終身刑 米地裁、KKK元会員に【中日新聞】
2007年8月25日 09時40分
【ワシントン24日共同】公民権運動が活発だった1964年、黒人の若者2人が遺体で見つかった事件で、南部ミシシッピ州の米連邦地裁は24日、白人優越主義者の秘密結社クー・クラックス・クラン(KKK)の元会員ジェームズ・シール被告(72)に誘拐などの罪で「人生3回分」の終身刑を言い渡した。被告側は上訴手続きを取った。AP通信などが伝えた。
若者2人は64年5月、同州フランクリン郡で失跡、約2カ月後にミシシッピ川で遺体で発見された。
被告は64年に逮捕されたが、証拠不十分で釈放された。しかし、公民権運動当時に起きた未解決の黒人殺害事件の再捜査を進めるとの米政府方針に基づき、連邦地検は今年1月、被告が仲間と一緒に2人に重りをつけ、ミシシッピ川に投げ込んだとする誘拐と共謀の罪で起訴していた。
http://www.chunichi.co.jp/s/article/2007082501000119.html