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食べないで!! エジプト食肉店主、ラクダ“仕入れ”【東京新聞】
2007年8月18日 夕刊
【カイロ=浜口武司】夜中のカイロ動物園に忍び込みラクダを殺して、肉を盗んだ男が警察に逮捕された。中東でラクダの肉は日常的に食されているが、子どもに人気のラクダが犠牲になったことにエジプト人も仰天。一時は、動物園内での権力争いが原因の陰謀説や黒魔術説が流れるなど、真夏の夜の話題を独占する騒ぎとなっていた。
十六日のエジプト紙アルアクバルによると、男はカイロ動物園のあるギザ市で食肉店を経営していた二十七歳。先月中旬と下旬の夜、動物園に忍び込み、それぞれ食肉として人気のモロッコ産ラクダ一頭を殺害、肉を持ち去った。
ところが、男が最初の犯行の後でタクシーを使ったことから御用に。運転手は当初、血がしたたる大きな肉を持った男を不審に思ったが、かかわりを避けて警察に届けずにいたところ、二度目の事件が起きて、さすがに通報したという。
男は経営難から犯行に及んだと自供。最初の事件で、男は二十六キロの肉を入手したが、うち二キロはタクシー代の代わりに運転手に渡し、残りを売って五百ポンド(約一万千円)を手に入れていた。二度目の犯行で盗んだ肉は、騒ぎの大きさに怖くなり、自宅で焼却処分したという。
http://www.tokyo-np.co.jp/article/world/news/CK2007081802042038.html