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超長期政権目指し改憲案 ベネズエラのチャベス氏【東京新聞】
2007年8月16日 17時36分
【リオデジャネイロ16日共同】ベネズエラのチャベス大統領は15日、現在は1回に限られている大統領の再選制限を撤廃し、自らが掲げる「21世紀の社会主義」政策を進めるため、大統領や政府の権限を強化する憲法改正案を発表した。
反米左翼路線をとるチャベス氏は貧困層を中心にカリスマ的な人気があり、政権の超長期化につながる改革。野党は「キューバのような独裁政治を目指している」と猛反発、チャベス氏への支持をめぐる同国内の対立はさらに深まりそうだ。
カラカスからの報道によると、チャベス氏は国会で4時間にわたり演説した。「憲法改正は、社会主義国家建設のための新たな一歩だ」と訴えた。チャベス政権は年内に国会を通過させ、改正の是非を問う国民投票を実施したい意向だ。
改正案はこのほか、大統領の任期を6年から7年に延長し、現在は政府から独立している中央銀行の資産を国家予算に転用できるようにするなどの内容。
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2007081601000605.html