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【琉球新報】歌劇 『女たちの人頭税』 : 「女の人頭税知って」 国吉さん脚本、来月浦添で上演
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http://mainichi.jp/area/okinawa/news/20081006rky00m040009000c.html
沖縄
歌劇:女の人頭税知って」 国吉さん脚本、来月浦添で上演
田畑の面積に関係なく、人一人に税を課す人頭税に苦しめられた宮古島の女性を題材にした歌劇「女人たちの人頭税」が11月4、5の両日、浦添市の国立劇場おきなわで開かれる。歌劇経験のない宮古島出身者だけで演じる。方言が多い従来の人頭税劇とは違い、すべて標準語で演技する。脚本を手掛けた宮古島市出身の教育学博士国吉司図子さん(81)は「これまで女性の人頭税はほとんど取り上げられなかった。標準語を使うことで、宮古だけでなく、全国の人に人頭税のことを知ってもらいたい」と話した。
作曲と、監督を務めるのは県内で科学フォーラムなどを開催している岸部登さん。作曲活動もしていてフォーラムでは楽曲も披露している。昨年末のフォーラムで曲を聴いた国吉さんは、岸部さんと意気投合。宮古郷友会副会長をしていた約20年前に国吉さんが書き上げた脚本を基に歌劇に挑戦することを決めた。
出演者は国吉さんが知り合いを中心に集めた。楽譜が読めない“素人集団”のため、楽曲を録音したCDを繰り返し聞き、練習を重ねている。
岸部さんは「宮古出身の素人がやることで、つくりものでない本来の姿が見えてくると思う」と話した。
出演もする国吉さんは「役人からの性暴力など、人頭税には女性ゆえの苦しみがあった。それでも宮古の女たちは貞操を守り、役人をだましながらたくましく生きた。そのことを多くの人に知ってほしい」と話している。
問い合わせは歌劇女人たちの人頭税・制作委員会098(894)9512。 (稲福政俊)
(琉球新報)
2008年10月6日
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