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http://mainichi.jp/area/kyoto/news/20080525ddlk26040344000c.html
◇弁護士らが講演
自衛隊のイラク派遣は憲法の「平和を求める良心」を侵害しているとして、派遣差し止めを市民らが求めた訴訟(京都地裁、大阪高裁とも原告敗訴)の報告集会が23日夜、中京区のハートピア京都であった。名古屋高裁が航空自衛隊の米兵輸送を違憲と判断した訴訟の代理人・中谷雄二弁護士が講演し、「判決を武器にして、自衛隊海外派遣の恒久法案や憲法改正に反対していこう」と呼び掛けた。
同様の訴訟は全国各地で起こされているが、京都地裁には05年から4次にわたって計362人が提訴。今年2月の控訴審判決では、平和を求める良心を「具体的権利」と認定する成果もあり、上告しなかった。
報告集会では、京都訴訟の経緯説明の他、名古屋高裁判決を受けて急きょ中谷弁護士が登壇した。中谷弁護士は「裁判官は私たちの主張をメモに取ったり、熱意が感じられた。勇気ある判決だ」と評価した。判決に対し、「傍論でしょ」「そんなの関係ねえ」とした政治家らの発言には「国にとって無視したい、軽視したい意図がみえる」と強調した。
イラクを取材するフリージャーナリストの西谷文和さんが、米兵に撃たれて歩けなくなった子供や、米軍の劣化ウラン弾でがんの子供が急増している現状を映像で説明。米国のイラク侵攻の理由を「油田利権を手に入れるため」と解説。サマワでの陸上自衛隊の活動にも「南部の油田を確保したい意図があるのではないか」と述べた。【熊谷豪】
毎日新聞 2008年5月25日 地方版
■関連―「イラク訴訟弁護団 出張講座のご案内」
4月17日の画期的判決は、全国の平和を希求する市民全員が勝ち得た判決です。みなさまの地道な運動と平和を求める声が重なり合ったからこその判決だと言えます。この判決を皆様と共有し血を通わせしっかりと大地に根付かせるために、『判決報告学習会』を全国で開いていただきたいとおもいます。
判決文は「当裁判所の判断」を「本件派遣の違憲性」から始めています。そして原告の主張した事実をことごとく認めることから入っています。この判決の意味と重要性を全国のみなさまと共有することこそ、今、私たちにかせられた責任だと思います。
弁護団は何処へでも出かけます。ぜひお声をかけてください。
一人でも多くの方に聞いてもらいたい。意見を交換したいのです。
費用は会場費と交通費だけお願いします。
(遠隔地で少人数の場合はご相談にのります)
お申し込み、お問い合わせは⇒事務局(連絡先)まで。
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