★阿修羅♪ > 憲法2 > 232.html ★阿修羅♪ |
Tweet |
http://mainichi.jp/area/kyoto/news/20080324ddlk26040242000c.html
平和への思いをつなぎ、広島から千葉までを歩く「9条ピースウォーク」が23日、京都市内であった。約200人の参加者は、平和をイメージした虹色の旗を掲げたり、オリジナルソングを歌いながら、中京区の繁華街など約15キロを歩いた。メンバーは、千葉市で5月4〜6日に開かれる「9条世界会議」に向けて行進を続ける。
憲法改正手続きを定めた国民投票法が昨年成立。9条改正が現実に迫っていることから、平和を願う気持ちを誰でも気軽に表現できる場を作ろうと、市民有志が昨年から計画した。2月24日に広島を出発。71日かけて行程のほとんどを歩き、各地で市民参加を呼び掛ける。
世界会議では、9条の理念を「世界の宝」として国際的に生かす方法を考える。ノーベル平和賞受賞者のマイレッド・マグワイア氏らが講演。直後にピースウォークが到着し、各地の市民の声を届ける。
京都の中心メンバー、小笠原伸児弁護士(京都弁護士会)は「平和を願う人たちの輪が京都でも広がった」。広島から行進を続ける米国在住の僧侶、加藤行衛さん(67)は「党派性にこだわらず、広く賛同を得られる運動にしたい」と話した。
24日は午前8時半に北野白梅町を出発し、河原町三条まで歩く。午後6時からカトリック河原町教会で交流会もある。【熊谷豪】
毎日新聞 2008年3月24日 地方版
関連情報:「9条世界会議」
http://whynot9.jp/program/
「9条世界会議」って、どんなプログラムなの?
巨大な幕張メッセを舞台に繰り広げられる2日間の平和のフェスティバル。プログラムの柱は大きく分けて、次の3つ。
「9条を考える全体会」「9条を生かす分科会」そして「9条を伝え合う自主企画」。3つの柱が、一大プロジェクトとして進行します!
全体会
5月4日(日) 「9条を考える」 今世紀最大の平和集会@イベントホール
開場 午後12時30分
開演 午後1時30分 (午後8時終了予定)
幕張メッセ・イベントホール 定員7000名
■基調講演
マイレッド・マグワイア
(北アイルランド/1976年ノーベル平和賞受賞)
「紛争を暴力ではなく、対話によって解決する。日本の9条は、そのような世界のモデルになります」
北アイルランド紛争のなかで家族をなくしたマイレッドさんは、ベルファストで大きな平和デモを組織し、1976年にベティ・ウィリアムズさんとともにノーベル平和賞を受賞しました。平和団体「ピースピープル」をつくり、イスラエル、パレスチナなど世界を回り、紛争の非暴力による解決を訴えています。
コーラ・ワイス
(アメリカ/ハーグ平和アピール代表)
「すべての国の憲法が9条をもつべきです。今こそ戦争を廃絶するときです」
ノーベル平和賞受賞団体・国際平和ビューロー(IPB)元会長であるコーラさんは、1999年にオランダで1万人規模の「ハーグ平和会議」を開催しました。そこでは「各国議会は日本の9条のような戦争禁止を決議すべきである」と宣言されました。コーラさんは現在、平和教育の普及にとりくんでいます。
■日本から
池田香代子
翻訳家。世界平和アピール七人委員会メンバー。著書に『世界がもし100人の村だったら』など。
‥‥ほか
■世界から
アン・ライト
元米陸軍大佐、外交官。現在はイラク戦争反対の活動をしている。
ハンス・フォン・シュポネク
元国連イラク人道調整官。対イラク制裁に抗議して辞任。
ベアテ・シロタ・ゴードン
アメリカ・GHQの一員として、日本国憲法の第24条(男女平等)を起草。
‥‥ほか
■トーク
「イラク、アメリカ、日本」
雨宮処凜(作家)
カーシム・トゥルキ(イラク/人道支援ワーカー)
エイダン・デルガド(アメリカ/イラク帰還兵)
高遠菜穂子(イラク支援ボランティア)
■合唱・パフォーマンス
ベートーベン第九交響曲・合唱付き 「市民と弁護士が歌う」
世界をつなぐ歌「ねがい」 「世界の子どもたちと歌おう」
ピースボート・ダンスパフォーマンス 「地球へのメッセンジャー」
※「第九交響曲」「ねがい」の参加方法は、こちらよりお問い合わせください。
「分科会」
5月5日(月)「9条を生かす」 多種多様なディスカッション@国際会議場
開場 午前9時
開演 午前10時(午後7時終了予定)
幕張メッセ・国際会議場 定員3000名
シンポジウム1
「世界の紛争と非暴力」
谷山博史(日本国際ボランティアセンター)
伊勢崎賢治(東京外国語大学)
‥‥ほかパレスチナ、アフリカなど紛争地から
シンポジウム2
「アジアのなかの9条」
権赫泰(韓国/聖公会大学)
ジョセフ・ガーソン(アメリカ/フレンズ奉仕委員会)
高里鈴代(沖縄/基地・軍隊を許さない行動する女たちの会)
班忠義(中国/映画監督)
ガス・ミクラット(フィリピン/国際対話イニシアティブ)
‥‥ほかアジア太平洋から
シンポジウム3
「核時代と9条 ヒロシマ・ナガサキから21世紀へ」
浅井基文(広島平和研究所)
クリストファー・ウィラマントリー(スリランカ/国際司法裁判所元判事)
キャサリン・サリバン(アメリカ/軍縮教育家)
‥‥ほか世界の核廃絶NGOから
シンポジウム4
「環境と平和をつなぐ」
辻信一(NGOナマケモノ倶楽部)
星川淳(グリーンピース・ジャパン)
‥‥ほか世界の環境NGOから
「自主企画」
5月4日/5日 「9条を伝え合う」 多種多様な催し@中会議室/ロビー
■ワークショップ/ライブ/シネマ
9条を生かし、伝え合う多数の企画を用意しています。
音楽ワークショップから、国内外のNGOによる自主企画や、専門的なパネルディスカッションまで多彩な約30企画。ライブハウス、シネマも予定しています。詳しくは、順次この場にアップしていきます。
■ブース・展示・販売コーナー
公募しています。詳しくはこちらをご覧ください。
■多数の海外ゲスト
これらのゲストが4日・5日のどこで発言するかなど、プログラムの詳細は追ってウェブサイトにて発表します。
エマニュエル・ボンバンデ
アフリカ・ガーナの紛争予防NGOで活躍。
エレン・ウッズワース
世界平和フォーラム(2006年)を開催した元バンクーバー市議。
カルロス・バルガス
軍隊をなくした国・コスタリカの法学博士。
キャスリン・サリバン
ニューヨークの軍縮教育家。原爆の映画も作った。
■5月6日(火)は、ワークショップや最終文書の発表などを予定しています。詳しくは、順次ウェブサイトにアップしてきます。
※日英通訳付き。
※手話通訳あり(5月4日の全体会のみ) 詳しくは事前にお問い合わせください。
※シンポジウムのタイトル等は変更になる可能性があります。
※会議プログラムの案を以下よりダウンロードいただけます。
右クリックしてダウンロードの上、印刷ください。
http://whynot9.jp/doc/ProgrammeProposal_0222.pdf