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『プリンシプルのない日本』(新潮文庫・白洲次郎 著)
プリンシプル>原則のようなもの
「新憲法は押し付け」から引用
(略)
新憲法のプリンシプルは立派なものである。主権のない天皇が象徴とかいう形で残って、法律的には何と言うのか知らないが政治の機構としては何か中心がアイマイな、前代未聞の憲法が出来上ったが、これも憲法などにはズブの素人の米国の法律家が集まってデッチ上げたものだから無理もない。しかしそのプリンシプルは実に立派である。マックアーサーが考えたのか幣原総理が発明したのかは別として、戦争放棄の条項などその圧巻である。押しつけられようが、そうでなかろうが、いいものはいいと素直に受け入れるべきではないだろうか。
(略)
(1969・『諸君!』)