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鹿砦社出版ニュース(7月5日号):「言論出版の自由」への政府攻撃と最先端で格闘する『紙の爆弾』の8月号に注目せよ!
鹿砦社出版ニュース
2007年7月5日号
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タブーなきラジカル・スキャンダルマガジン
『紙の爆弾』2007年8月号
7月7日発売!
苦難のなか2周年!! 更に進化!!
A5判 128ページ 定価500円(本体476円+税)
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●最期まで「神秘」を貫いた坂井泉水の「真実」
ZARD誕生秘話と転落死に残された「謎」
○福祉だけじゃない! 女優たちをも“食い物”にしていた
グッドウィル会長・折口雅博
●パチンコ億万長者の実態
パチンコ業界「世界の億万長者」4人の常連
○パチスロ狂乱回顧録2001-2006 (10) 一撃万枚100万円!?
表のスロ屋から消えたあの4号機たちが立ち並ぶ闇スロ屋店長D氏の証言
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★紙爆インタビュー 「憲法21条が危ない!」第4回
書評家・フリーライター 豊崎由美
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●エコロジーというよりエコノミック
バイオエタノールをめぐる問題
○兵庫・尼崎市の談合疑惑
市営施設の塵芥搬送処理利権を巡る黒い構図
●憲政史上最凶の心霊写真!! 国民だましのパフォーマンス乱発で
墓穴を掘った安倍政権の断末魔
○伊藤一長・長崎市長“銃撃”、松岡利勝農水相“自殺”
――「政治家の死」を考える
●鹿砦社言論弾圧2周年 〈7・12〉を忘れるな!!
われわれの闘い、中間総括のための序
○NHK不祥事の“根” あの「指南書」疑惑の中心人物が
「おはよう日本」の編集責任者に昇進
●「不当労働」を強制するバレーボール界
アイドル選手たちよ、立ち上がれ!
○人生の“縁”と“儚さ”――故田中真人君の「原風景」が物語るもの
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★芸能裁判を読む 15
☆マッド・アマノ「風刺画報」
★美しい国ニッポンに住む人々
☆村田らむのテケテケ見聞録
★ベラミ伝説 9
☆ニッポン主義者同盟(遊郭派)
★月刊 高須新聞
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「過激でセンセーショナルな表現。表現の自由に名を借りた言葉の暴力」
――佐野哲生裁判長(神戸地裁)
「判例として残れば今後、言論・表現は死滅する」
――鹿砦社・松岡利康社長
●たたきやすいところが狙われる
――格差社会、政府による情報続制などを批判しているジャーナリストの斎藤貴男さんの話――
自衛隊の官舎へ反戦ビラを配っただけで逮捕された東京都立川市の事件(1審無罪、2密逆転有罪、最高裁へ上告中)と完全に同じ言論弾圧。そうした流れがここ数年続いている。松岡さんには失礼だが、鹿砦社が危ないことをやっていたのは確か。アルゼの間題など鋭いところを突いているが、この問題は奥が深い。よほど慎重にやらなければならないが、割とストレートにやってしまっている。そういう警察がたたきやすいところを狙った。だからといって、いきなり逮捕するというやり方が許されるものではない。
●社会、危うい方向へ
――田島泰彦・上智大教授(メディア法)の話――
事件は出版社社長の逮捕、長期間の拘置という異様な経過をたどった、言論史上例のないケース。裁判所が有罪判決で権力の過剰な介入、規制、取り締まりを容認したことは、社会全体がますます危うい方向へ向かっていることの表れ。メディア規制の大きな流れの中の一つで、新聞なども極端な例とあなどらず、危機感を持つ必要がある。言論の善しあしを国家権力が決め、刑罰の対象とすることは本来あってはならない。
●共謀罪の地ならし
――岐阜大学地域科学部近藤真・助教授(憲法学)の話――
言論を目的とした出版社の社長を逮捕するという捜査機関のやり方は奇異に感じる。法律は事実と行動を問題にすべきであり、言論に対する制裁や抑圧は明らかに権力の乱用だ。出版社の社長を逮捕したのは、共謀罪の先取り、地なうしという意図を感じる。
●問題あっても拘束不要では
――堀部政男・中央大法科大学院教授(情報法)の話――
名誉棄損が刑事事件として間われる場合、在宅での取り調べが一般的だ。逮捕の理由としては、証拠隠滅と逃亡のおそれが挙げられるが、出版物という証拠は明確で、出版社の経営者であればすぐに姿を消すわけにもいかない。神戸地検の考えはわからない。仮に出版社に問題があったとしても、出版の自由は尊重されるべきで、身柄の拘束まで必要かどうか、慎重に判断するべきだ。
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