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(回答先: <憲法改正>改憲賛成51%、反対19% 毎日世論調査。「時代に合っていない」49%▽「一度も改正されていないから」28% 投稿者 たけ(tk) 日時 2007 年 5 月 03 日 03:43:56)
吉田の対応いかんでは朝鮮に保安隊が派遣され、逆にその事で日本本土まで北朝鮮の攻撃に晒されたのではないか?佐藤の対応いかんではベトナムにも韓国軍のように自衛隊が派遣される事もあり得たのではないか。浅沼事件や鳩中事件が起きた頃の騒乱状況を考えれば、岸・池田辺りで憲法改正が行なわれた可能性もあり得る。それなのに、戦後日本人は日本が朝鮮戦争やベトナム戦争は対岸の火事である事を前提に議論し、感謝しようとしない。
本当は隣の韓国や台湾が徴兵制なのに、日本だけが徴兵逃れ出来る幸福を味わえるとは限らないはずだ。自分が自衛官に入る道を選ばなければ、自分の意志に反して兵営に閉じ込められる事はないという事について、日本の若者はあまりにも感謝がなさ過ぎるのじゃないか?
自分が戦前・戦中や他の徴兵制が敷かれた世界の国々に比べてどれほど恵まれた環境にいるか、もっとよく考えてから憲法について語って欲しい。日本人が戦争で人が死ぬのが太平洋戦争で終わりになるとは限らなかったのだ。戦没者が太平洋戦争で終わりになるとは限らなかったのだ。
本当は世の中には軍隊に向いている人、向いてない人がいると思う。ところがフランス革命後は欧米では徴兵制という向いている人間も向いてない人間も本人の意思に反して強制的に徴収されるという理不尽な制度が一般化してしまった。そして、この非人間的なシステムは戦後は欧米以外にも一般化してしまった。戦後日本はこの理不尽なシステムから免れた。また、戦災で家族が死ぬという状況も太平洋戦争で終わった。この事について戦後日本人はあまりにも当たり前に考えすぎていないか?何故それが人類全体で当たり前だと言えるのか?太平洋戦争が終結してから現在までの間に全世界で戦災でどれだけの人が死んだか、戦争で人が死ぬと言う事をよく考えて欲しい。こう言っても、戦後日本人にとって戦争とは基本的に太平洋戦争の事であり、高齢者の体験であり、自分とは無関係な昔話なんだろうな。
戦後日本人には感謝が足りない。戦後62年間で日本は平和だったかも知れないが、世界はそうではありません。「太平洋戦争が世界史最後の戦争ではないのだ、まだ世界では戦争の時代は続いているのだ」という事を日本人はよく考えて欲しい。
朝鮮戦争中の一件を除き、戦後日本にはいくら中国・北朝鮮がどうのと言っても、死者までは出ていない。あなたも今無事に生きているのでしょう?