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(回答先: <憲法改正>改憲賛成51%、反対19% 毎日世論調査。「時代に合っていない」49%▽「一度も改正されていないから」28% 投稿者 たけ(tk) 日時 2007 年 5 月 03 日 03:43:56)
草の根の人たちが、「憲法とは何か」「立憲主義とは何か」ということをきちんと国民に伝えていく。それが、主権者=国民を忘れるなという憲法の精神を活かすことだと思います。
http://www.magazine9.jp/interv/kobayashi/index2.html
小林節教授さんに聞いた
「憲法なんて堂でもいい」その態度が絶えられない
イラク派兵に象徴されるように「法の支配を完全に無視する」
政府・自民党に大きな失望を隠さない小林さん。
立憲主義を守らせるために、権力者の堕落をこれ以上許さないために、
私たちにできる二つのやり方を提示してくれました。
・・・
編集部 最後に、小林さんは今の護憲派に言いたいことはありますか?
小林 みんなお気楽な顔をして、「私たちはどうやって憲法を活かしていったらいいのか…」とかまだ言っているんですよね。現在の状況に、もっと危機感を持ってください!
でも、作戦は二つあります。まずは次の参議院選挙で、自民党から権力を奪うこと。権力を乱用して憲法を蹂躙してきた人々を、権力の座から離すことなんです。彼らが一番嫌がっているのは、憲法改正ができないことなんかじゃない。憲法改正ができなくたって、彼らは権力を持っているから、憲法を無視して何でもできる。だから次の参議院選挙で、自民プラス公明を少数派に落とすことです。
そうすると、二院制ですから、衆議院で3分の2の圧倒的多数を持っていても、参議院で全部否決されます。首相指名と予算と条約以外は何も通らなくなるから、もう総選挙に入るしかなくなる。その総選挙で、民主党にかろうじて過半数をあげればいいんです。民主党が単独で過半数ないし自民・公明のセットで過半数割れを起こさせてあげればいい。とにかくもう我々は自民党の無知と傲慢に怒らなければいけない。
もう一つの方法は、これは私が言うのではなく伊藤真からみんなに言ってほしいのだけど(笑)、国民投票法は国会の多数決でつくられるんですから、四の五の言っても、いずれ10月からの臨時国会でできてしまいます。そして近い将来、憲法改正の発議があったとき、民主党がしっかりしていれば悪い改憲案は出てこないと思うけど、民主党が狂う場合も考えられます。じゃあ、どうすればいいか。
今9条の会や憲法改悪に反対する市民の会というのが、燎原の火のごとく広がっているじゃないですか。ああいう草の根の人たちが、「憲法とは何か」「立憲主義とは何か」ということをきちんと国民に伝えていく。それが、主権者=国民を忘れるなという憲法の精神を活かすことだと思います。