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(回答先: 憲法研究会案?←歴史偽造はやめましょう。民間草案の平均的なところは松本乙案に近かったのです。 投稿者 inosisi80 日時 2007 年 4 月 28 日 13:31:04)
inosisi80さん、こんにちは。
inosisi80さんのスレで何度も同じことが繰り返されるのは、“憲法制定権力の帰属”に関する論点を迂回していることに起因するものではあることは、たけ(tk)さんによる、【憲法制定権力は誰にある?(a)国民?(b)天皇?(c)神さま?(d)誰にもない?(本文ナシ)http://www.asyura2.com/07/kenpo1/msg/267.html投稿者 たけ(tk) 日時 2007 年 4 月 19 日】の問い掛けにたいし明示的な回答がなされていないことによって、却って浮き彫りにされてもいました。
結論を先取りするならば、仮令消極的にであってもinosisi80さんが改憲阻止を唱道するのは、改憲によって憲法制定権力の国民への帰属が確定してしまうことを看過でき得ないためなのでしょう。しかし、憲法の成立・不成立は憲法制定権力の帰属の問題とは不可分の関係にあり、近代の立憲主義を標榜する日本国憲法においてはそれが国民に帰属していることは明らかです。おそらく憲法制定権力が国民に帰属している既成事実を受け入れていないか、もしくは受け入れられないinosisi80さんとの間には根本的な齟齬が見られ、また既にinosisi80さんは民主主義論を飛び越えて憲法認識の問題をイデオロギーの問題に転換してしまっていることからも、最早憲法の有効性云々の表層的な問題ではなくなっているのかも知れません。
しかし、もし上記が事実誤認であるとするならば、今後は有効性に纏わる文献研究は暫し傍らにおかれて、もう少し差し戻された切り口による展開に歩を改めていただくことも一考の余地ありと思うのですが、如何でしょうか。
また、会いましょう。