Tuesday, April 24, 2007 10:57 AM
[nmw] 国民投票法案:最低投票率で参考人質疑
共同2007年4月23日
■ 最低投票率に賛否両論 憲法特別委の参考人質疑
参院憲法調査特別委員会は23日午後、憲法改正手続きを定める国民投票法案
に関する参考人質疑を行い、一定の投票率に達しない場合には投票を無効とする
最低投票率規定の導入に賛否両方の意見が出された。
駒沢大の竹花光範教授(与党推薦)は「ボイコット運動に道を開きかねず(最
低投票率規定は)ない方がいい」と主張。一方、弁護士の木村庸五氏(野党推
薦)は「ボイコット運動などで要求される投票率を超えられないなら、改正の機
が熟していないと判断すべきだ」として法案に明記するよう主張した。
成蹊大非常勤講師の福井康佐氏(与党推薦)は(1)投票率35%で8割が賛
成票を投じた場合、賛成は全体の28%(2)投票率40%で6割が賛成票を投
じた場合、賛成は全体の24%−と2つの例を挙げ「仮に最低投票率を40%と
設定すると、賛成が多い投票率35%の方が無効となる」として不要とした。
(共同通信社)
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