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【産経、「ねじれの波紋」どうなる日銀総裁選び】(霞ヶ関は、直近の民意である参議院と相談して日銀総裁の人選をすることです)
http://www.asyura2.com/07/war98/msg/337.html
WA 337 2007/11/25 21:56:56
投稿者: 小沢内閣待望論
「ねじれの波紋」どうなる日銀総裁選び
11月25日19時26分配信 産経新聞
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20071125-00000926-san-bus_all
来年3月に任期が切れる日銀の福井俊彦総裁の後任人事が、一層混迷してきた。一部の政府機関の国会同意人事が参院で否決され、次期日銀総裁についても政府は一層慎重に人選を進める必要が出てきたためだ。後任人事の難航を予想し、市場では「福井総裁の再任」説や「総裁の一時欠員」説まで飛び交い始めた。国際金融市場の混乱で、日銀の金融政策は一段と難しい調整を迫られる。総裁人事の行方は、世界の金融市場にも影響しかねない。(柿内公輔)
■注目の武藤氏
次期総裁をめぐっては、現副総裁で元財務事務次官の武藤敏郎氏が有力候補。平成15年に副総裁に就任したときから「次期総裁は確実」ともいわれてきた。小泉政権の官房長官だった福田康夫首相は当時、武藤氏の副総裁就任を強く推した経緯があり、新政権の発足も追い風になっている。
財務省も、日銀総裁ポストの獲得に意欲を燃やす。霞が関との対話を重視する福田政権の発足で、財務省の「復権」は目覚ましく、日本政策投資銀行の新副総裁にも次官OBを送り込んだ。
だが、「武藤総裁」実現には国会同意と、衆参で与野党が逆転した「ねじれ国会」が大きな壁になる。実際、民主党が主導権を握る参院は、政府が提出した政府系機関の国会同意人事案のうち官僚OBの3人を否決。民主党はかつて武藤氏の副総裁就任に反対したが、当時も「官僚OB」であることが理由だった。
■一時欠員説も
福田首相自身も日銀総裁人事について、「国会の状況を見ながら判断すべきだ」と述べ、民主党への一定の配慮が必要との考えを示唆している。
市場では、武藤氏の対抗馬として日銀審議委員経験者や学者、金融機関経営者の名前が取りざたされるが、「いずれも決め手に欠ける」(日銀出身のエコノミスト)。このため、「福井総裁の再任」説や「総裁の一時欠員」説まで飛び交う。
日銀総裁人事案が諮られる1月招集の通常国会では、予算案をめぐり与野党の攻防が激化することは確実。仮に衆院が解散するという非常事態にでもなれば、内閣は国会の同意を得ずに総裁を任命できるが、実際には難しそうだ。
■重み増す職責
だが、再任説も一時欠員説も現実味に乏しい。日銀総裁に求められる職責はかつてないほど重みを増しているからだ。
米国の低所得者向け高金利型住宅ローン(サブプライムローン)問題に端を発した世界規模の金融市場の混乱のなか、金融の安定化のため、日銀を含む世界の中央銀行は対応に苦慮している。
日銀は金利正常化のため早期利上げを模索するが、サブプライムローン問題で動けないでいる。市場の混乱が長期化するなか、新しい日銀総裁も難しいかじ取りを迫られそうで、日銀幹部も「総裁は肩書や出身ではなく、力量本位で選ばれるべき」と訴える。民主党の小沢一郎代表は、天下りはよくないとしながら「官庁出身というだけで百パーセントノーというかたくなものではない」と話す。
日銀総裁人事の行方は国内のみならず、海外の政府や金融当局、市場関係者も注視している。人選によっては、金融政策をも左右しかねず、政府の判断をさらに難しくしている。
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最終更新:11月25日20時54分
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