★阿修羅♪ > 管理運営14 > 118.html ★阿修羅♪ |
Tweet |
総会屋風の情報とパンク右翼風の主張、アクの強さと警察・公安・永田町の独自情報ルートを匂わす”大物ぶり”で、多少は注目されている(?)サイトの「二階堂」がしきりに「麻生を自民党総裁に」というキャンペーンを張っている。オタクとパンク右翼サイトの”共闘”というのも面白いが、麻生支援は何か裏があるのか。
ただし、やはり、こういう諸君は頭が悪い。「ジャパニーズ・ネオコンの安倍の路線を継承するのは麻生だ」と主張しているわけだが、安倍をむ追い詰めたのは、朝日や毎日、TBSや日刊ゲンダイ、ポストや週間現代、つまりこいつらがいう「赤いメディア」だろうが、安倍の首をはねたのは、間違いなく麻生だ。それを支援せよ、というのは、安倍支援者の二階堂らにしてみれば大いなる自己矛盾だ。このことに気がついていないようだ。
そもそも、麻生は、続投を迷う安倍に「参院選大敗など気にするな」と励まし、その見返りとして幹事長ポストを手に入れた時点から、安倍を「麻生傀儡政権化」するつもりだったのは、間違いない。テロ対策法案あたりでつまづいたら、一気に政権奪取に動くつもりだった。つまり、安倍は寿命が尽きたことを知りながら「安倍続投」を演出したわけだ。
この戦略が安倍の早期降板と、その後の「宮廷クーデタの失敗」で挫折したため、急遽、かっての小泉のような、大衆(オタク?)迎合路線に転換して活路を見出そう、としてているわけだ。しかし、この360度の方向転換は、加速度の向きが逆転するわけで、麻生本人は引き裂かれるかもしれない。
この麻生を「国民人気では福田など足元にも及ばない」と言って麻生政権を誕生させよ、と言っているのが二階堂だ。まあ「へのツッパリ」にもならない院外応援団だろうが。
なぜ、こんなキュンペーンを張るのか。麻生周辺から、金銭的支援があるのではないか。そもそもこんなサイトの運営費がどうやって捻出されているのか、以前から疑問だった。本を出版するほどの筆力はないし(サイトの記事をまとめただけのライブドア本は出たことがあったが)、アングラ情報で企業や政治家にたかっているにしても、いまどき、総会屋手口では大した金は稼げない。
麻生周辺は、以前の小泉人気と、前回の総裁選での秋葉原オタクの麻生人気に目をつけ、一部のネットオタクやパンク右翼サイトを支援し、手なづけていたのではないだろうか。もちろん、次の総裁選と総選挙向けにだ。資産300億円といわれる麻生は資金的問題は何もない。恐らく自民党いちの金持ちだろう。
しかし、麻生はどうみてもオタクではない。普通の保守的政治家だ。小泉のようなパラノイアックな「性格の偏り」も感じられない。ちょっと漫画が好きで、(何しろ金に困らないので、月に10冊もコミック誌を買うのは訳もない)それが大衆人気につながったので、オタクにすりよっているだけだ、と思う。
まあ、けんかっ早い二階堂はこんな投稿にもかみついてくるだろうが、「安倍を絞め殺したのは麻生だ」という事実にどうこたえるのか。キチッと返事をしてもらいたい。