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http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081105-00000074-mailo-l22
11月5日13時1分配信 毎日新聞
◇固まらぬ白身/できない日も
熱海七湯巡りの一つで、温泉卵が作れることで有名な「小沢(こざわ)の湯」(熱海市上宿町)で、最近蒸気の噴出が不安定になっている。蒸気が上がらない日もあって、街歩きで観光客を集めたい市の悩みは深い。
同湯は50メートルほど離れた源泉(温度約90度)から取り出した蒸気をパイプで送り込み、白煙を上げる。観光客は同湯前の店で生卵を買い、噴出口にかごを置いて卵をゆで、熱々の温泉卵を食べる。市が展開する「まち歩き」観光の目玉スポットの一つで、多くのテレビメディアでも紹介されている。
◇観光客もまばらに
これまでは5〜7分ぐらいで温泉卵が出来上がっていた。しかし、最近ではゆで上がるのに20分もかかるようになり、蒸気が噴出しない日も9月に7日間、10月も3日間あった。温泉卵作りに挑戦する観光客の姿もめっきり減った。
市が先月31日に実験したところ、20分では白身がきちんと固まらず、食べにくい温泉卵しかできなかった。市は「原因はわからないが、夏から不安定になった」として、「原因調査中」の看板を同湯に掛け、4日に蒸気をかまどのように1カ所に集中させる工事を行った。
市は、「根本的な解決には源泉の補修しかないが、300万円から数千万円もの費用がかかる」(市営温泉担当)として対応に苦慮している。【鈴木道弘】
11月5日朝刊