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富士山噴火と巨大地震の連動性解明へ
08/29 08:10
東海、東南海、南海地震が連動して発生する可能性を研究している文部科学省は、来年度から新たに富士山噴火との関連性についても解明を目指すプロジェクトに着手する。5カ年で10億円を投入する計画で、28日発表した09年度予算の概算要求に初年度分の2億円を計上した。
3つの地震研究で日々更新されるデータを生かしたり、地震シミュレーションの枠に富士山地域を組み込むなどして富士山の地下にあるとされるマグマだまりや日本列島を載せたプレート(地下の岩板)の位置、状態を調査する。最終的には富士山噴火のシナリオを作成し、巨大地震との連動の可能性について数値評価する考え。
富士山は1707年に東海、東南海、南海地震が同時発生した49日後に大噴火を起こすなど、過去のケースから常に巨大地震との関連性が指摘されてきた。しかし、火山噴火は歴史的に大地震と比べて被害が少なく済んできたことなどから、大掛かりなプロジェクトによる研究は進んでこなかった。
文科省は東海、東南海、南海地震の連動発生についての研究も引き続き強化したい考えで、来年度予算の概算要求に本年度の倍額の10億円を盛り込んだ。
http://www.shizushin.com/news/social/shizuoka/20080829000000000032.htm