★阿修羅♪ > 自然災害15 > 303.html ★阿修羅♪ |
Tweet |
田舎暮らしを夢見ている人の不安要素を取り除く一助になると思い、書きます。
最大の不安は収入の道でしょうか。これは雑談板で募集しました。お教えする条件は熱意と礼儀です。
次は何か?先住者とのお付き合いかな?
これが上手く行かないと新参者は不慣れな土地で村八分となり、周囲の白い目に精神を病む事になります。
村八分が怖いという事は、まだ完全な自給自足体制が整っていないということです。
一家族でも一人でも幸せに生きられる体制をそこに作れば、近所付き合いをしてもらえなくても別に困りません。
それは臆病や引っ込み思案、卑屈とも無縁な、心のゆとりを生み、人と明るく接する事で、むしろ地域と快活に関係を構築出来ることとなります。
つまり、染み付いた奴隷根性を落とす為には、誰にも頼らない生活システムを構築する事です。
そうすれば煩わしい住民自治会にあえて加盟する必要はありません。
それは助け合い組織ではありません。もたれ合い組織です。権力監視下の奴隷同士の縛りあいシステムです。
自治会に加盟していないと直ぐに困ってしまうのは、ゴミを収集所に出せなくなる事ですが、生ゴミ以外はなんとでもなります(都会でも田舎でも)。問題は生ゴミ。
コンポストの誤った使い方
今まで通りすがりの風景で見かけてきたコンポストでは、見ただけでその全てが誤っているなあと感じていました。
専業農家のコンポストですら間違っていましたので、素人は尚更。
それは見ただけで判ります。
まず、コンポストを土中深く、3分の1程埋めている。これは誤りです。
そうしたくなる心理は判ります。土壌菌に多く活動して欲しいのでしょうし、強風で飛ばされない為でも有るでしょう。
また、労多くして埋めたコンポストなので、長く使いたい心理で、容器の中には生ゴミ以外の余分な物は入れたくなくなります。
それで満杯になった時も容器を埋めたまま取り出そうとしますが、その時上は真新しい生ゴミ、取り出して減らしたいのは熟成した下の堆肥となります。こうして結局、虫と悪臭がわんさかと飛び出すコンポストとなり、二度と蓋を開ける気力が無くなる訳です。押しつぶされて酸欠状態の下層の生ゴミも発酵が悪く、不健康な土壌となります。
コンポストの正しい使い方
@コンポストは地面にそのまま置く。その外周の隙間から侵入する虫と強風対策の為の盛り土は軽くする(足で地固め、ブロックで抑えるなどは工夫してもよい)。
A生ゴミはコンポストの脇の地面にとりあえず一回撒き、大きいスコップを直立で駒の様に回転させたり、その刃で切断したりして同量程度の土と混ぜる。およそ一分。
Bそれを混ぜた土と共にコンポストへ投入。
C更に投入した生ゴミの姿が見えなくなるまで土をかける。
これだけです。EM菌も使わず、悪臭や虫も気になるほど発生しません。投入した生ゴミはそれ以上の土とその都度混ぜられているので、容器の中を攪拌する必要もなく、満杯後2〜3ヶ月で完熟堆肥になり、これを取り出す間はもう一個のコンポストを使う。つまり、コンポストは2個必要です。
完熟堆肥は殆ど黒土と言って良いレベルです。コンポストを軽く上に引き抜いて取り出せる。畑がなければ、隣の凹んだ地面に。