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噴火差し迫ると警報、退避指示無視の住民も ジャワ島(CNN)
2007.10.17 Web posted at: 19:50 JST - CNN/AP
インドネシア・クルド山――インドネシアの火山観測・監視当局は、
同国東ジャワ州にあるクルド山(標高約1731メートル)の火山活動が活発化し、
噴火する恐れが極めて強いとして最高度の警戒レベルを16日夜に発令した。
活動は過去数週間続き、噴煙や大きな鳴動などは観測されていないが、火山の専門家は「噴火は差し迫っている兆候がある」と警告している。
地震、火口湖の水温上昇は報告されている。
地方行政当局は16日夜、同山山頂から約11.2キロ内に居住する
住民約3万人に退避を勧告した。
しかし、退避したのは女性、子供や高齢者が多く、成人男性らは自宅管理、家畜飼育などを理由に避難を拒否するのが目立つ。住民数百人は17日朝、退避所から山腹などの自宅へ戻った。食料配給などが不足していることも理由にしている。
同山の最後の噴火は1999年だが、1919年の大噴火では
村落数百カ所が被害を受け、住民ら5160人が死亡している。
インドネシアには推定150の活火山があるが、
クルド山はその中でも最も活発とされてきた。
首都ジャカルタから東へ約620キロの所に位置する。近くにはマラン市もある。
http://www.cnn.co.jp/science/CNN200710170033.html