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12月12日14時34分配信 Impress Watch
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081212-00000014-imp-sci
米Googleは11日、同社の独自開発ブラウザ「Google Chrome」の正式版を公開したと発表した。Windows Vista/XP SP2に対応しており、同社サイトから無料でダウンロードできる。
Google Chromeの初めてのベータ版が9月に公開されて以来、これまで14回のアップデートが公開・テストされてきた。15回目のアップデートによって正式版へと昇格することになる。アップデートは自動で行われるため、Chromeをすでにインストールしていれば、数日中に最新版に更新されることになる。
改良項目の中には、プラグイン利用時の安定性とパフォーマンス向上がある。動画や音声を再生するときに問題が生じることが報告されていたが、最近ではそれも改善されていた。
処理速度の面でも、JavaScriptの実行速度が大きく向上したとしている。初めて公開されたベータ版と比べて、SunSpiderベンチマークで1.4倍、V8ベンチマークで1.5倍の速度で動作するとしている。また、起動速度やページ読み込み速度も向上しているという。
さらに、ブックマーク管理機能がないことは多くのユーザーが問題と指摘していたが、最近のアップデートでこの機能も追加された。また、プライバシーに関連する機能も1カ所にまとめて説明が加えられ、ユーザーがより管理しやすいように変更されている。セキュリティに関しても、いくつもの脆弱性が発見されたが、それを修復する作業が行われてきた。
こうしたことから、Googleではベータ表記を外し、正式版と銘打つだけの安定性とパフォーマンスを実現できたと判断し、今回の正式版公開に踏み切ったとしている。今後の予定としては、オートフィル機能やRSSサポート、拡張機能サポートなどに取り組むとしている。また、Mac OS版、Linux版の開発も進めているという。