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http://www.technobahn.com/cgi-bin/news/read2?f=200811041908&photo=zoom
【Technobahn 2008/11/4 19:08】IBMが同社のブレードサーバー部門担当のバイサ・プレジデント(日本の部長職に相当)職を最後に退職したマーク・ペパーマスター(Mark Papermaster)氏を相手にアップルへの転職のために退職したのは競業企業への転職を禁じた雇用契約に違反する行為だとして同氏をニューヨーク州連邦地方裁判所に告訴していたことが1日までに明らかとなった。 ペパーマスター氏はブレードサーバー部門に移る前はIBMのマイクロプロセッサ技術開発部門で「PowerPC」開発の指揮を執ってきたPowerアーキテクチャーの第一人者。アップルも1994年にデスクトップモデルに PowerPCを採用して以来、2005年にインテルのCPUへの乗り換えを発表するまでの約10年間はPowerPCの採用を続けてきたが、現在では既にインテルMacへ完全移行しており、ペパーマスター氏を雇用することが果たして競業企業への転職を禁じたIBMの雇用契約に反する行為となるのか、業界関係者の関心が集まっている。 3日付けの米ウォールストリートジャーナル紙はアップルのiPodと iPhone部門担当バイサ・プレジデントを務めたトニー・フェーデル(Tony Fadell)が退職し、フェーデル氏に代わってペパーマスター氏がiPodとiPhone部門担当バイサ・プレジデントに就くことが決まったと報じており、ペパーマスター氏はアップルでは自己の経歴とか直接的には関連性が薄い分野を担当することとなりそうだ。 フェーデル氏は2001年2月にiPodの開発のためのチームを立ち上げるためにアップルに参加し、現在に至るまでのiPod隆盛の礎を作った人物として知られている。 |