★阿修羅♪ > IT10 > 446.html
 ★阿修羅♪
Google出身者らが“世界最大”のサーチエンジン「Cuil」公開1200億ページをインデックス
http://www.asyura2.com/07/it10/msg/446.html
投稿者 スタン反戦 日時 2008 年 7 月 30 日 11:23:51: jgaFEZzEmIsYo
 

7月29日14時32分配信 Impress Watch

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080729-00000009-imp-sci

 米Cuilは28日、“世界最大”と称するサーチエンジン「Cuil(クール)」を一般に向けて公開した。現在、1200億ページをインデックスしており、同社ではこれが「他のどのサーチエンジンと比べても3倍以上大きい」と主張している。

 Googleはすでにインデックスの大きさを公表するのをやめているが、25日には公式ブログで「1兆ページのURLを把握している」というデータを公表していた。しかしインデックスの大きさについては依然として公表していない。Googleがこのタイミングで「世界で最も広範なサーチエンジンである」と主張したことは、Cuilの出現を考えると興味深い出来事と言えよう。

 Cuilは、リンク解析やトラフィックランキングを利用する既存サーチエンジンの技術を乗り越え、個々のページの文脈と、クエリーが表している概念をもとに最適な検索結果を返す。その上で検索結果をカテゴリー別に分類して表示する。

 Cuilの検索結果は多くのサーチエンジンと異なり、どちらかというと雑誌のようなレイアウトになっている。1つの検索結果に表示される文章量はかなり多い。画面上部にはクエリーに関連した他のキーワードがタブとして表示されており、そこから検索の幅を広げていくことができる。

 大きな特徴として、Cuilはクリック数などのデータに依存せず、純粋にコンテンツの内容に応じてページを順位付けするために、ユーザーの個人データを必要としない。そのため、Cuilはユーザー情報を収集していないことを表明し、サーチエンジンを利用する際にプライバシーが保たれると主張している。

 Cuilは、サーチエンジン業界に通じた夫婦によって経営されている。CEOのTom Costello氏は、スタンフォード大学とIBMでサーチエンジンの研究開発を行っていた。夫人でエンジニアリング担当副社長のAnna Patterson氏は、GoogleでWebページランキングチームのアーキテクトだった。また、Patterson氏のGoogle時代の同僚であるRussell Power氏もCuilに加わっている。

 Costello氏はCuilについて、「我々が検索技術で重要なブレークスルーを行ったことによって、インターネットをよりたくさんインデックスできるようになり、すべてのユーザーの指先に、Webのほぼ全部といえるくらいのものを置けるようになった」とコメント。同社が、サーチエンジン構築技術で何らかの発見を行った可能性を示唆している。

 Cuilのサーチエンジン開発はここ数年の間に噂に上っており、シリーズAファイナンスはTugboat VenturesとGreylock Partnersが、シリーズBファイナンスはMadrone Capitalが行っている。

 社名である「Cuil」は、古いアイルランド語で「知識」を意味するという。これはCostello氏がアイルランド出身者であることから採られた名前だとしている。  


  拍手はせず、拍手一覧を見る

 次へ  前へ

▲このページのTOPへ      HOME > IT10掲示板

フォローアップ:

このページに返信するときは、このボタンを押してください。投稿フォームが開きます。

 

  拍手はせず、拍手一覧を見る


★登録無しでコメント可能。今すぐ反映 通常 |動画・ツイッター等 |htmltag可(熟練者向)
タグCheck |タグに'だけを使っている場合のcheck |checkしない)(各説明

←ペンネーム新規登録ならチェック)
↓ペンネーム(2023/11/26から必須)

↓パスワード(ペンネームに必須)

(ペンネームとパスワードは初回使用で記録、次回以降にチェック。パスワードはメモすべし。)
↓画像認証
( 上画像文字を入力)
ルール確認&失敗対策
画像の URL (任意):
投稿コメント全ログ  コメント即時配信  スレ建て依頼  削除コメント確認方法
★阿修羅♪ http://www.asyura2.com/  since 1995
 題名には必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
掲示板,MLを含むこのサイトすべての
一切の引用、転載、リンクを許可いたします。確認メールは不要です。
引用元リンクを表示してください。