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5月28日14時7分配信 COURRiER Japon + hitomedia
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080528-00000000-cou-int
グーグル、ヤフー、マイクロソフトなどの大手インターネット企業が、相次いでそのグローバル・ネットワークの中心拠点をアイスランドに移している。
アイスランドは、膨大なデータセンターを置くのに理想的な場所なのだ。寒冷な気候と安価な電力がその理由。データセンターでは莫大な電力を消費するのだが、その半分が設備の冷房に使われる。このため、年間を通じて寒冷な土地に移転するだけで、莫大な電気代の節約になるのだ。さらに、地熱発電が盛んなアイスランドでは、電力が安価に手に入る。今後は、銀行やその他の一般企業でも、データセンターをアイスランドに移転させる例が多くなるだろう。
しかし、過剰な外国投資の流入による景気の過熱を恐れて、アイスランド中央銀行は、インフレと投機バブルを防止するために、利上げ介入を余儀なくされている。
アイスランドの電力のほとんどは、再生可能なクリーンなエネルギー。これは企業イメージ向上のためだけでなく、現実にCO2排出量削減の必要に迫られている企業にとって、進出の大きな理由になっている。
同国は大西洋の真ん中にあり、米国と欧州の双方と接続する上では便利な位置にある。そればかりか、既に光ファイバー・ケーブルを北米とも欧州とも敷設済みのため、新たに企業が進出しても既存のケーブルを拡充するだけで済む。法人税はたった15%で、行政機構も効率的だ。
スタンパ(イタリア)より