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ネット世界も中国“毒”襲来…百度、モロ見え画像放置
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02/13 08:03更新
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記事本文 毒ギョーザに列島が震える中、インターネットからも密かに“害毒”が忍び寄っている。「中国人による中国語の検索サイト」をうたって、世界の検索エンジン市場で、グーグル(62.4%)、ヤフー(12.8%)に次ぎ、第3位の5.2%のシェアを占める「百度(バイドゥ)」。先月、本格上陸した日本版サイトでは、簡単な検索で“モロ見え”のH画像が見えるけしからん事態となっている。
東京に住む中国人の語学講師が自嘲気味に言う。「百度(バイドウ)は『百毒(バイドウ)』です。どちらも同じ発音ね」
試しに百度の日本版サイト(www.baidu.jp/)にアクセスして、画像検索や動画検索で「無修正」と入力してみれば、講師の言う意味がすぐ分かる。女性器や男性器がモロに映った無数のサムネイル(一覧用縮小画像)が目に飛び込む。画像をクリックすれば、AVサイトなどに直結する。
グーグルやヤフーでは常備されている不適切情報を遮断する「フィルタリング」が、百度の場合、自ら設定しない限り機能しないからだ。もっとも、これは日本版に限ったことである。
創業者で現CEOのロビン・リー氏は、中国きってのITエリートとして知られる。1968年生まれ。北京大を卒業後、ニューヨーク州立大で修士学位を取得。ダウ・ジョーンズやインフォシーク社を経て、2000年に中国で「百度公司」を立ち上げた。05年には米ナスダックに上場して注目を集め、07年10月には同社株式の時価総額は118億ドル(約1兆2500億円)にまで拡大している。
今後は日本や欧米での勢力拡大を目指し、「12年には世界で最も競争力ある検索エンジンになりたい」とリー氏は公言している。
こうしたなか、日本法人が運営するベータ版(テスト版)が昨年3月スタート。今年1月23日に本格運用が始まった。
テスト段階から、日本の一部マニアの間では、「百度は無修正直行便サイト」と話題になり、「いずれフィルタリング機能がつくだろう」とも言われていたが、いまだ“モロ見え”は放置されたまま。当局の規制が厳しい中国版では、無修正の画像や動画は検索できないのに、なぜか。
ITジャーナリストの井上トシユキ氏が語る。
「ネットビジネスの関係者は、話題作りのためとみています。昔のビデオの黎明期にアダルトビデオの存在がVHSの普及を加速させたように、日本のユーザーに百度を認知させ、使ってもらうためではないか。未成年には“毒”ともいえるアダルトコンテンツを日本市場開拓に利用している」
こうした声に対し、百度の日本法人は、まったく別の見解を示す。
「(H画像などを遮断する)フィルタについては、いまだ開発中であり正式なコンテンツまで排除してしまう恐れがある。ユーザーの利便性を考慮し、初期設定上はオフにしている。今後はユーザーのニーズを聞きながら改善していきたい」
発展途上の検索サイトであるがゆえ、遮断より“解放”を優先しているというわけか。
もうひとつの解放も問題となっている。
百度の中国版ではネット上に漂うMP3ファイルなどの違法音楽ソフトを簡単に検索してダウンロードできる仕組みが野放し状態だ。中国国内で音楽業界から起こされた訴訟にも勝ち、音楽検索のサービスを続けている。
日本版では、日本の著作権管理の厳しさを知ってか、この機能は搭載されていない。日本法人にはソニー最高顧問の出井伸之氏が社外取締役として名を連ねており、サービスを提供する国の事情に一定の配慮を示しているということなのか。
基本的な検索機能では、グーグルやヤフーと比べて、とくに優れた点は見られないため「日本でのシェア拡大は苦戦するだろう」(六本木のITベンチャー経営者)とみられている。
特色はないか、あれこれキーワードを検索してみた。日本版の百度で「虐殺」と打ち込むと、真っ先に表示されたのが「南京大虐殺」を説明するウィキペディアのURLだった。グーグルやヤフーでは決してみられない“お国柄”と言えるのかもしれない
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[コメント]
害が及ばないように、早く規制するべきだろう。