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http://jp.blogherald.com/2007/10/18/bloggers-face-same-censorship-from-repressive-regimes-as-journalists-study-suggests/
ブロガーに忍び寄る独裁政府の検閲の影
10月 18日 at 2:54 pm by アンディ メレット -
Reporters Without Borders(国境なき記者団)が行った最新の年次調査によると、ブロガーも従来型のメディアに所属するジャーナリストやレポーターと同様に、弾圧的な政府からの検閲の脅威に晒されているようだ。
現在、多くの国の政府がインターネットが持つ民主化をアピールする力を自覚し、彼らの統治に逆らう者は何人たりとも鎮圧しようと試みているそうだ。
総合的に言論の自由を認めている国ランキングで最下位に甘んじているのが、アフリカのエリトリアだ。
「私設の報道陣は、独裁的なイサイアス・アフォルキ大統領によって追放され、それでも批判しようとした記者数人は投獄されてしまった。私達は拘留中に4人の記者が死亡したことを把握し、他の記者も同じような運命をたどるのではないかと心配している。」と、同団体は声明文の中で述べている。
北朝鮮とトルクメニスタンも下位に名を連ねている。中国もまた下位に甘んじており(164位)、オンラインの投稿が原因で50人がこれまで投獄されている。
この調査によると、現在少なくとも世界で64人がインターネットで自分の考えを発表したために投獄されており、そのうちの8人はベトナムで拘留されているようだ。
欧州の評価は高く、1位をアイスランドとノルウェーが分け合い、エストニアが3位に続いている。しかし、ロシアは144位と出遅れており、調査によると「改善の兆しは見られない」そうだ。
ちなみに米国は48位、日本は37位につけている。
当然ながら、この調査は、メディアのすべての分野におけるジャーナリストの処遇を基準にしている。しかし、ブロガーも同一視されている可能性が非常に高いことは把握しておくべきだろう。
Reporters Sans Frontieres(レポーターズ・サンズ・フロンティアーズ)の記事(情報源:BBC News(BBCニュース http://news.bbc.co.uk/1/hi/world/7047336.stm ))
ライター紹介: アンディー・メレットは様々な企業や非営利団体で、管理スタッフとして、そして技術スタッフとして勤務した経験を持つ。これまで携わった職種はウェブ開発やデータベース開発、システム分析、プログラミング等、実に多彩だ。アンディーは現在フルタイムのプロブロガーであり、取り扱うテーマは消費者用テクノロジー、インターネット、音楽そして社会等、とても豊かである。また、Tech Digest(テク・ダイジェスト)、HDTVUK、iPhonic(iフォニック)等の多数のShiny Media(シャイニー・メディア)のブログに記事を投稿し、他にもPiano & Synth(ピアノ&シンセ)やFamily Relationships(ファミリー・リレーションシップス)等のプロジェクトに取り掛かっている。またFacebook(フェイスブック)のヘビーユーザーとしても有名である。現在アンディーは英国の中心地、ロンドンで生活している。