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http://www.technobahn.com/cgi-bin/news/read2?f=200708070959&page=2
【Technobahn 2007/8/7 09:59】全米科学財団(National Science Foundation)が近く、IBMと契約を結んだ上でイリノイ大学スーパーコンピュータ応用研究所(NCSA: National Center for Supercomputing Applications)に世界最高速のスーパーコンピューターの構築を計画していることが6 日、ニューヨークタイムズ紙の報道により明らかとなった。
ニューヨークタイムズ紙の報道によるとこのスーパーコンピュータの初期費用は2億ドル(約240億円)、向こう5年間の運用費用は4億ドル(約480億円)を見込んでいる。
NCSAに新設される見通しとなったたこのIBMの新スーパーコンピューターの処理速度の目標は1 petaFLOPS(=1000 teraFLOPS)で、現在、世界最高速を誇るローレンス・リバモア国立研究所に設置されているIBMのBlueGene/L(360 teraFLOPS)の約3倍弱の処理性能となる見通しだ(日本で最高速のスーパーコンピューターとなる「地球シュミレーター」の最高処理性能は約41 teraFLOPS)。
NCSAのスーパーコンピューターは利用を希望する研究者に広く開放されているが、このスーパーコンピューターに関してはNSFが現在進めている地球温暖化防止に向けた「Grand Challenge」プロジェクト専用に用いられる予定だ。
画像はローレンス・リバモア国立研究所に設置されているIBMのBlueGene/Lのもの。