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(回答先: 「川辺川ダム」白紙撤回求める熊本知事発言要旨(1/2ページ)【朝日】 投稿者 ワヤクチャ 日時 2008 年 9 月 11 日 20:24:22)
五木村議会が熊本知事に抗議文提出へ、川辺川ダム反対表明受け【読売】
http://kyushu.yomiuri.co.jp/news/national/20080913-OYS1T00180.htm
川辺川ダム
国土交通省が熊本県相良村で計画する川辺川ダムの建設問題で、水没予定地を抱える同県五木村の村議会(10人)は12日、蒲島郁夫知事の反対表明を受けて全員協議会を開き、知事に抗議文を提出し、村民に反対理由を説明するよう求めることを決めた。
和田拓也村長と議会代表者が16日に県庁で渡すことにしている。
知事は11日の県議会で、ダム計画の白紙撤回を国交省に求める考えを表明し、五木村の振興に取り組む考えを強調した。
五木村は、1966年に発表されたダム計画に当初は反対していたが、県や国の説得に応じ、賛成に転じた。水没予定地では約500世帯が村内外に移転し、人口はこの40年間で5000人から約1400人に激減した。
全員協議会では、冒頭、和田村長が「白紙撤回は残念。村として対応を考えざるを得ない」と述べて、抗議文の提出を提案し、全員一致で了承された。
抗議文は、知事に対し、「ダム計画を巡る経緯や村の現状を無視している」とし、村の振興策やその財源などを明らかにするよう求めている。
議員からは「ダムを前提に村づくりを進めてきたが、それも白紙になった」「知事は村の振興策に取り組むと言ったが具体性がない。県財政が苦しいのに何ができるのか」と知事への批判や疑問が噴出した。
五木村では、代替農地の造成やダム湖に沈む道路の付け替えなどが行われている。ダム計画が中止されると、こうした振興策や基盤整備も財源を失い、実施されなくなる恐れがある。
和田村長は、「生活基盤は損なわれたまま。計画が中止になれば、村はおきざりになってしまう」と危機感をあらわにしている。
県川辺川ダム総合対策課は「県の財源は限られており、国の判断を待って、善後策を国と協議していきたい」としている。
(2008年9月13日 読売新聞)