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淀川水系ダム問題：京都、滋賀、大阪の３知事が意見交換 ／京都【毎日】
http://mainichi.jp/area/kyoto/news/20080824ddlk26010397000c.html
◇琵琶湖の水も飲み、船上で懇談し“結束”
滋賀県の環境学習船「うみのこ」での意見交換で、国の淀川水系河川整備計画案について共同意見の提出を目指すことで合意した山田啓二知事と嘉田由紀子・同県知事、橋下徹・大阪府知事。船上では約１時間にわたってじっくり懇談し、琵琶湖の水をそろって飲むなど結束感を強めた。
山田、橋下知事は嘉田知事に出迎えられ、午前１１時過ぎに琵琶湖大橋港から乗船。船内で琵琶湖の現状などの説明を受けた。午後には３人そろって甲板で琵琶湖北湖を視察。嘉田知事が「琵琶湖の水は飲めるんです」と話し、湯のみで湖水を飲んだ山田知事らは「おいしい。いけますよ」と声を上げた。
３人はその後、淀川流域の治水政策などを協議し、下船前に会見。山田知事は「琵琶湖の水が私たちの生活の源であると３人で確認するのが今日の一番の成果と思い、水を飲んだ」と説明。「関西全体で力を合わせてやっていくことに国は助言・調整してくれればいい。国は地方を信頼してほしい」と語った。
橋下知事は「日本でもナンバーワンと言えるほどきれいな琵琶湖がある関西は関西州として素晴らしい」と持論を展開。嘉田知事は「琵琶湖・淀川水系の自然の恵み、琵琶湖の水源としての力など自然の力を見てもらいたいと思っていた。理解してもらえたのでは」と話した。【服部正法】
毎日新聞 2008年8月24日 地方版
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