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http://ameblo.jp/warm-heart/entry-10117955880.html から転載。 2008-07-19 20:37:12 地元紙の京都新聞がすでにこんな問題を取り上げている。 ============================================= http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2008060300033&genre=C4&area=K00 京都市教委、人事資料漏えい／主事通じて毎春、ミニコミに（京都新聞） 京都市立小学校長らがミニコミ紙を発行する「京都報道センター」（上京区）へ現金を渡していた問題で、学校や幼稚園の管理職に関する市教育委員会の人事資料が長年、センターに漏えいしていたことが、京都新聞社の調べで分かった。市教委の人事主事が資料を渡し、センターがマル秘の朱印を押して校長らに配っていた。地方公務員法（守秘義務）などに違反する疑いがある。市教委は「不適切な行為」として、関係者の処分を検討する。 この資料は「年齢別 経験別一覧表」（Ｂ４判）。市教委が管理職の配置を考える際の基礎資料として作成し、教職員人事課の十数人が所持している。小学校と中学校、幼稚園別に校長（園長）と教頭版がある。縦軸に管理職の経験年数、横軸に年齢を設け、氏名と校名を記している。 人事主事が毎春、一覧表をセンターに渡していた。センターは「京都報道センター作成」「無断で転載・複写・公表することを禁ずる」の注釈を加えて印刷し、発行する「京都・ニュース」を購読する校長や教頭に送付していた。 市によると、一覧表のうち、年齢と経験年数はプライバシー保護上、市民から公開請求されても開示しない。外部への提供自体が市個人情報保護条例（目的外使用）に違反する疑いがある。 市教委総務課は「センターの求めに応じ、長年提供してきたが、適切でなかった。来年度から是正する」としている。 ============================================= 「ねっとわーく京都」7月号は京都報道センターをめぐる問題をもっと詳しく取り上げている。 ＜覆面記者座談会 タブーに挑戦＞ 見えてきた／自称「教育先進都市」の恥部（ねっとわーく京都） Ｂ 小学校の校長らが昇任・転任時に同センター詣でをして、しかも現金を包んで同センター社長に渡していたというものだ。報道されて以降、多くの学校の先生は喜んでいる。特に管理職はめちゃくちゃと言ってよいほどの喜びようだけに、これまでどういう思いだったのかがよく見えてくる。報道センターにお金を持っていった校長らは、同センターが発行する「京都ニュース」というミニコミ紙にいやなことを書かれたり、言われないための保険だ、などと言っているのだから、これはどういうことなのか、興味のあるところだ。 Ｃ 「京都ニュース」は、役所の中でもちょっとした管理職であれば知られているが、B4判１枚表裏のニュースだ。毎号のように京都市長と京都府知事の顔写真が大きく掲載されているが中身は薄い。これで校長らがそこまで警戒心というか恐怖心を持つことは考えられないが、実際には役所や学校現場では結構、購読されている。ところがおもしろいことにこのニュースにはどこにも定価が書かれていない。 Ａ いまだに市役所内では、数万円払って定期購読している局や、個人購読という名目で実際には管理職の親睦会から予算をだして購読しているケースもある。市長部局などでは一部年間4000円、某局では一部4000円で十数部一括購読しているし、教育委員会などでは係長、課長、部長級で購読料が違ったりしている。学校関係では校長、教頭を含むということで年間1万円近くの購読料になっているケースもみられる。 Ｂ ミニコミ紙というにはいかがなものかという気もするが、校長先生の昇任時には校長の名前の紹介記事が掲載されるという不思議なペーパーだ。 Ａ 以前にはなぜか、この報道センターが主催で女性校園長・教頭研修会が開かれている。ときには4月に学校の人事異動が発表になると、なぜか発表当日に昇任祝いのハガキが該当者に届いたりしている。4月1日に報道センターから、おめでとうハガキが届くわけだから、これは教育委員会との関係も推して知るべしだろう。 Ｃ かねてから教育委員会と一体だと指摘する人が多かったが、いまだにパーティをすると、必ず校長や役所の各部局がお金を包んで行くなど異常なつながりを持っている。今回はじめて地元新聞でこのような関係が出されたが、今後、数百の規模で購読されているだろう実態をどう処理するのか、購読する側の対応もみものだ。 Ａ しかし、教育者、それも現場の最高幹部がお金を持ってノコノコ出かける姿を想像すると、現在の京都の教育の実態が見えてくる。子どもらにどう説明するのかねぇ。 （一部省略個所がある）
gataro-cloneの投稿
京都報道センターと一体化した京都市教育委の腐敗・堕落に比べたら大分などの問題はまだまだ小さい。
テーマ：腐敗・堕落
いま教育界は大分県の教員採用をめぐる不祥事で大騒ぎとなっている。だが、京都教育界の腐敗・堕落と比べたら大分県の問題など、まだまだ小さい小さいと言わなければならないだろう。門川・前京都市教育長がわずかの差で京都新市長に当選して以来、これまであまり知られていなかった教育委員会にまつわる不祥事が明るみに出つつあるからだ。
京都報道センターが校長らへ配った京都市教委の人事資料
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