★阿修羅♪ > 地域11 > 485.html ★阿修羅♪ |
Tweet |
http://www.muromin.mnw.jp/murominn-web/back/2008/05/16/20080516m_05.html
登別市中登別町の三愛病院(千葉泰二院長)は、26日から精神科の診察として「もの忘れ外来」を開設する。認知症の早期診断や予防に当たる。
同病院などを運営する特定・特別医療法人社団千寿会(千葉壽良理事長)は、重度の認知症患者を同病院、中軽度の患者を関連施設で治療やケアに当たっている。
同病院のもの忘れ外来は、認知症を早期に発見し発症を遅らせたり、重度化するのを予防するのが狙い。毎週月曜日の午後に予約制(午後1時半と同3時)で開設する。
具体的には、受診予約を受け付けた後に、問診票に必要事項を記入。もの忘れに関する心理検査や画像診断、血液検査などを行い病状を判断し、治療となる。認知症に該当しなくても可能性がある場合は、半年もしくは1年単位でフォローする。千葉院長を含む4人の精神科医師が対応する。
千葉院長は「65歳以上の3−5%が軽度認知障害で、そのうちの16・1%が認知症に進行するといわれている」と語る。その上で「予防に重点を置いて開設した。『もの忘れ外来』の名称で、受診しやすくなるのではないか。26日から診察を行うが、今後も質の向上を図っていく」と話している。
申し込み・問い合わせは同病院医療福祉相談室(電話83局3207番)へ。
(有田太一郎)