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大阪府 橋下知事 財政改革と障害者〜新聞記事より[2008年05月03日(土)]
府:PT公開協議最終日 医療費助成削減に健康福祉部が反論 /大阪
5月2日朝刊 毎日新聞より抜粋
http://blog.canpan.info/tamago-house/archive/144
◇医療費助成削減「命にかかわるカット」−−PT「さらに議論を」
府改革プロジェクトチーム(PT)と部局との公開協議は最終日の1日、健康福祉部と府教委が議論に臨んだ。抵抗の強い医療費助成の削減についてPT側は、当初11月とした実施時期は困難との認識を示した。【鮎川耕史、石川隆宣】
■健康福祉部
ひとり親家庭、乳幼児、障害者らの医療費助成でPTは、月額上限の2500円を維持したまま、1医療機関1回500円(3回目から無料)の現行制度を1割負担とすることを提案。同部は「命にかかわる事業のカットは断じて避けるべきだ。セーフティーネットとしての現行制度は完成形だ」「1割負担を導入しても非課税者を無料とする県もある」などと反論した。
PT案では、医療機関を利用する度に支払い、後に過払い分を市町村で還付されることになるが、「窓口での負担感は大きい。障害者が役所に足を運ぶ負担や市町村の事務も増える」と課題を指摘した。PTは「(当初提案した)11月からの実施は難しい。さらに議論したい」と答えた。
三島救命救急センターへの09年度からの府単独の運営補助廃止について、PTは「他の3次救急医療機関には府単独補助はない。赤字が多いから補助とはならない」と指摘。同部は「三島は病院併設ではない単独設置型で、人・施設が共有できず高コストになる。地元市町も費用負担しており、センター廃止になりかねない。府としての責務がある」と主張した。
1割の予算削減方針の泉州、中河内救命救急センターについて、PTは「府単体の運営で高コスト。府と市との役割分担、公立病院の再編ネットワーク化の中で望ましい救急医療を検討すべきだ」と注文をつけた。部側は「医師不足もあり、これ以上ローコストではやれない。難しい」と回答した。