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(山形)ステージの盤上を駒武者動く 天童・恒例の「人間将棋」
(山形新聞)2008年04月19日 18:29
天童桜まつりのメーンイベント「人間将棋」が19日、雨天のため会場を天童市の舞鶴山山頂から同市民文化会館に移して開幕した。初日から屋内会場となったのは9年ぶり。県内外から多くの観客が詰め掛け、女流棋士同士の人間将棋対局などを楽しんだ。
将棋駒の生産量日本一を誇る天童市の春の風物詩として全国的に知られる人間将棋は今年で53回目。この日は新しい将棋(こま)の女王2人のお披露目のほか、マーチングや太鼓の演奏、踊り、空手演武などに続き、人間将棋が繰り広げられた。
対局者はプロ棋士の船戸陽子女流二段と島井咲緒里女流初段で、片上大輔五段が解説を務めた。王将、金将、歩兵などの駒武者を演じたのは天童高、山形電波工業高の生徒たち。棋士が指し手を示すと、甲冑(かっちゅう)や着物を身に着けた駒武者たちが、ステージに設けられた大きな将棋盤の上を移動、一手ごとに太鼓が打ち鳴らされた。先手の島井女流初段が147手で勝利を収めた。
最終日の20日は、天候が回復すれば満開の桜が咲き誇る舞鶴山山頂で行われる。午後1時から橋本崇載七段と片上大輔五段が対局、屋敷伸之九段が解説する。問い合わせは天童市観光物産協会023(653)1680。
http://yamagata-np.jp/news/200804/19/kj_2008041900287.php