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民主 県予算案反対へ
堂本県政初暫定税率前提に異議【読売】
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/chiba/news/20080315-OYT8T00262.htm
千葉県議会の民主党は13日、県の新年度当初予算案に反対する方針を決めた。
予算案はガソリン税などの道路特定財源の暫定税率維持を前提にしていることから、これに反対する党本部の方針と足並みをそろえた格好。
同党は堂本知事が就任した2001年4月以降、「知事与党」の立場をとっており、県の予算案に反対するのは今回が初めてだ。
同党本部によると、道路特定財源の問題で新年度予算案への反対方針を明確にしたのは「都道府県議会レベルではおそらく初めて」(道路特定財源・暫定税率問題対策本部)という。
同党は国会で道路特定財源の一般財源化を主張し、ガソリン税の暫定税率を維持する租税特別措置法改正案に反対している。
しかし、同改正案の成立を見込んだ県の当初予算案には、暫定税率の上乗せ分218億1500万円が含まれている。
堂本知事は開会中の県議会で「道路特定財源の暫定税率が延長されない場合、首都圏中央連絡自動車道、東京外郭環状道路、北千葉道路などの完成が大幅に遅れるおそれがある」と繰り返し答弁。
民主党は「知事は真っ向から我々の主張に反対している」と不満を募らせていた。
このため、同党は13日、議員総会を開いて予算案への対応を協議し、「中央の方針を地方で崩すわけにはいかない」などとして、採決が行われる21日の本会議で反対する方針を確認した。
ただ、一部からは「道路がつくれないと困る」「反対するなら修正案を出すべきだ」などの意見も出されたという。
河野俊紀・県連幹事長は議員総会後、反対の理由として「借金体質から抜け出せない予算構造の是正がないのも問題だ」と指摘した。
ただ、定数95の県議会で同党は21議席にとどまっており、予算案が否決される可能性は低いと見られる。
(2008年3月14日 読売新聞)